【見た目の好みだけで選ぶと後悔する?】国産ミドルクラスSUVの主要パワートレーンの特徴と失敗しない選び方とは
掲載 carview! 文:koensha 71
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電動化モデルが急速に勢力を拡大する一方で、あえて「エンジンで走る感覚」を色濃く残したモデルを支持する層も根強い。
選択肢は減少傾向にあるが、純ガソリン車やマイルドハイブリッド車、クリーンディーゼル車には、それぞれ独自の美点がある。
マツダは新型「CX-5」で、パワートレーンを2.5Lガソリンハイブリッド(M HYBRID)に集約するという独自の選択を行った。これは過度な電動感に頼るのではなく、ガソリンエンジン主体の自然でリニアな加速フィーリングを緻密に磨き上げ、運転本来の心地よさを提供するものだ。
また、「CX-60」の3.3L直列6気筒ディーゼルエンジンには、ディーゼルとディーゼルハイブリッド(M HYBRID BOOST)の2系統が用意されており、現在の国内市場において貴重な存在といえる。
低回転域から発生するディーゼルエンジン特有の力強いトルクは、重量のあるSUVの車体を軽快に加速させる。高速道路を使った長距離クルージングでは、優れた燃費経済性も発揮する。
スバルのフォレスターなどに設定されているガソリンターボエンジンは、過給器付きならではの力強い加速フィールが特徴である。
電動車のシームレスな加速とは異なり、回転数の上昇とともにパワーが盛り上がる感覚は、スポーツ性能を重視するドライバーにとって魅力となる。
パワートレーンの選択は、単に燃費や税金といった維持費の優劣を計算するだけのものではない。そのクルマとどのような時間を過ごしたいかという、オーナー自身の価値観の表れでもある。
都市部での静かな移動を重視するのか、遠方への移動における快適性を求めるのかによって、選ぶべき正解は変わってくる。
ミドルクラスSUV選びにおいて、パワートレーンの選択は単なるスペックの違いにとどまらない。日々の移動の質や、クルマとのつきあい方を決定づける要素である。
全体の分類表を参考にしながら、自分に合ったパワートレーンを選ぶことが、長く満足できるカーライフにつながるはずだ。
(終わり)
(写真:トヨタ、レクサス、日産、ホンダ、三菱、マツダ、スバル)
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