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「マツダさん、最初からこれで出してくださいよ…!」。改良後の「CX-60」で1000km走ったら「ラージ商品群」の本質が見えてきた話

「マツダさん、最初からこれで出してくださいよ…!」。改良後の「CX-60」で1000km走ったら「ラージ商品群」の本質が見えてきた話

マツダ CX-60改良モデル(撮影:筆者)

「CX-60」と「CX-80」が一部改良

マツダは3月19日に「CX-60」と「CX-80」を改良しました。

CX-60は、縦置きエンジンのFRプラットフォーム「SKYACTIV マルチソリューションスケーラブルアーキテクチャー」を採用した「ラージ商品群」の第1弾として、2022年に登場したクロスオーバーSUVです。

一方のCX-80は、同じくラージ商品群の第4弾として2024年に登場した3列シートSUVで、国内におけるマツダのフラッグシップモデルです。

室内空間の広さや部品の共通化などにより、現代のクルマのほとんどが横置きエンジンのFFとなる中、縦置きエンジンやFRベースのプラットフォームといった、現代では希少かつ贅沢な構造を新規開発したラージ商品群は、デビュー前からクルマ好きの間で大きな話題となりました。

前輪が操舵と駆動の両方を担うFFに対し、前輪が操舵、後輪が駆動を担当するFRは旋回性や前後の重量配分に優れるのが特徴です。その分部品点数も増え、室内の居住性も犠牲になることから、現在は一部のスポーツモデルのみが採用する駆動方式となってしまいましたが、そんなFR(とそれをベースとしたAWD)をマツダはSUV用として新規開発したのです。

年間およそ115万台(2025年)の生産規模のマツダにとって、ラージ商品群の新規開発はまさに会社の命運を握るほどの大勝負。その分期待値も相当高かったわけですが、CX-60はデビュー以降、乗り心地の悪さや不具合の発生など、残念ながらファンの期待を大きく裏切ってしまうことになりました。

その後細かいアップデートや改善が行われましたが、自販連の発表によると、2025年度のCX-60の販売台数は9514台(45位)、月平均で800台弱と少々寂しい数値となっています。CX-80に至っては、50位圏外と寂しい状態です。

(次のページに続く)

#マツダ #CX60 #CX80 #SUV #試乗レビュー

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