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アホドライバーとの遭遇で心を乱されないようその行動原理を推測してみた

アホドライバーとの遭遇で心を乱されないようその行動原理を推測してみた

写真:diephosi

リヤフォグの常時点灯問題は理解に苦しむ

やや長くなってしまった。この先はコンパクトに進めよう。お次は「霧でもないのにフロントのフォグライトを常時点灯させてる奴」だ。

これはオスの孔雀(くじゃく)みたいなものだろう。女性ドライバーもいるかもしれないが、主には男の「キラキラしたい! 目立ちたい!」みたいな本能が、思わずフォグライトのスイッチを操作させるのだ。原始的でかわいそう……と思いつつ、眩しくて迷惑なので、とっとと先に行かせるのが得策だ。

そしてとりあえずの最後のアホは、「同じく霧でもないのに夜間、常時リアフォグを点けて走ってる奴」である。

……これについては、わたしも理解というか推測に苦しんでいる。「キラキラしたい!」という男の本能とはおそらく無関係なはずだ。リアフォグは赤色なのであまりキラキラしていないし、そもそもリアなので自分では見えないし。

あくまで「たぶん」だが、あれは単純に「誤操作」なのだろう。一般的な人というのは、自分の車のフォグランプ点灯スイッチの位置や種類なんて正確には理解していない場合も多い。

それゆえ、男の本能に基づいてフロントフォグをキラキラさせるつもりが誤ってリアフォグをONにしてしまい、結果として後続のドライバーたちに迷惑をかけている……というのがいちおうの推測だ。

そしてリアフォグ野郎がかなり迷惑なのが、自分が減速することでそいつをかなり前方に追いやっても、リアフォグの強力な赤い光というのは遠くからでもけっこう届くということだ。

「ならば!」ということで自分がそいつの前に出てもいいのだが、そのせいで速度違反で捕まるリスクが上昇するのも、それこそアホらしい。

リアフォグ問題は、解決が難しい永遠の課題である。

(ジャーナリストコラム 文:伊達軍曹)
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伊達軍曹(だて ぐんそう):自動車コラムニスト
外資系消費財メーカー勤務を経て自動車メディア業界に転身。「IMPORTカーセンサー」編集デスクなどを歴任後、独自の着眼点から自動車にまつわるあれこれを論じる異色コラムニストとして、大手メディア多数で活動中。

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