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ポテンザ RE-11テスト! RE-01Rとどこが違う?

RE-01Rの後継モデル

ブリヂストンのスポーツタイヤの最高峰ポテンザシリーズにニュータイヤ=ポテンザRE-11(アールイー・イレブン)が登場した。ポテンザRE-01Rの実質的な後継モデルとして開発されたこのタイヤは、サーキットにおける速さを実現する強力なグリップ性能と、それを最大限に引き出すテクノロジーを搭載。しかも、単に性能が高いだけでなく、サーキットビギナーにも扱い易いタイヤに仕上がっているという。

現在国内におけるウルトラ・ハイグリップタイヤは、各メーカーが持てる技術とノウハウを投入し熾烈な開発競争が繰り広げられている。ヨコハマのアドバン・ネオバAD07、ダンロップのディレッツァ・スポーツZ1スタースペック、ファルケン・アゼニスRT615、トーヨータイヤ・プロクセスT1R、さらにはグッドイヤーからもイーグルRSスポーツが発売された。

現在のスポーツカー事情を考えれば、なぜ各タイヤメーカーがこれほどまでに力を入れるのか疑問に思うかもしれないが、ひとつには、日産GT-R、レクサスIS Fに代表される国内外のウルトラハイパフォーマンスカーへの対応がある。また各タイヤメーカの技術力を「速さ」という尺度でもっとも示しやすく、ブランドイメージを高めるための効果的なカテゴリーでもあるからだ。

過熱気味のウルトラ・ハイグリップタイヤ・カテゴリーに投入されたポテンザRE-11は、いったいどんな性能を秘めているのか、筑波サーキットで行なわれた試乗会に参加してきたので、その印象をレポートしよう。

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