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乗用車の販売が減少 鉄鋼会社の火災が影響【マーケット概況・2月】

プリウス、3ヶ月連続首位へ

乗用車ランキング(軽乗用車含む)は、「トヨタ プリウス」(プリウスαを含む)が3ヶ月連続で首位となった。販売台数は1万9010台と前月より2000台ほど落ち込んだのは、件の火災の影響だろう。なおトヨタ自動車の発表によると、新型プリウスの納車目処は最長3-4ヶ月で、前月発表時より若干短くなった。

2-4位までは前月同様、「ダイハツ タント」、「ホンダ N-BOX」、「日産 デイズ」の順で軽自動車が続いた。1万7977台を売ったタントとN-BOXはわずか80台差で肉薄している。軽自動車では1万5000台を楽に超えたこの3モデルが突き抜けている。

5位は「トヨタ アクア」。前月より登録台数が約1300台増加し、プリウス登場後も勢いを保ち続けている。一方、前月に6位だった「トヨタ シエンタ」は12位にまで転落した。その隙をついて「ホンダ フィット」が順位を4つ上げて6位に浮上。7位にはホットモデル “アルトワークス”を追加した「スズキ アルト」が入った。以後、8位「日産 ノート」、9位「ホンダ N-WGN」、10位「スズキ ハスラー」と続いた。

2月はトップ10に入った軽自動車の数は6モデルで前月よりひとつ増えた。また登録乗用車4台のうち普通乗用車がプリウスの1台のみで、ほか3台は小型車という状況。小型車と軽自動車が市場で優位な地位を占めている。

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