新型「ムーヴ」の売れ筋は150万円以下! Xグレードの“割り切り”と装備の狙いを開発者に聞いてみた
掲載 carview! 文:編集部 58
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6月5日の発表以来、メディアでも話題をさらっている新型「ムーヴ」。今回は、20代の新人編集部員Sが発表会場より第一印象をお届けします。
会場で特に注目を集めていたのが、量販グレードとされる「X」でした。
ダイハツ側の説明では、「売れ筋はX」「150万円以下に抑えるのに相当苦労した」と強調されており、「必要な装備をそろえて150万円以下に」という強いこだわりが伝わってきました。
X(2WD)の価格は149万500円。昨今の物価高や車両価格の上昇を考えると、必要十分な装備は整っていて、普段使いに不便を感じることはなさそうです。
たとえば、電動パーキングブレーキやACC(アダプティブクルーズコントロール)は非搭載ですが、オートエアコンやチルトステアリング、シートリフターといった実用装備は標準装備。
ライバル車と装備内容を比べてみると、同じくスライドドアを採用したスズキ「ワゴンRスマイル」の「G」グレード(148万9400円)や、ダイハツ「タント」の廉価グレード「L」(148万5000円)では、LEDヘッドランプやチルトステアリング、シートリフターが省かれています。そう考えると、ムーヴのXグレードは150万円以下という価格帯ながら、日常使いで「これがあれば困らない」と思える装備がしっかり揃っている印象です。
また、価格帯が近いモデルとして、スズキ「ワゴンR」の量販グレード「ハイブリッドFX-S」(146万3000円)も挙げられます。こちらはACCを装備していますが、スライドドアではないため、運転支援を取るか実用性を取るか、装備の違いで悩ましくなるポイントかもしれません。
シートは上位グレードの「RS」と共通のフカフカ系で、座ると少し沈み込む感触があります。疲れにくさを重視する層には好まれそうですが、好みが分かれるポイントかもしれません。
素材はファブリックのみですが、見た目にチープさはありません。ただし、先代ムーヴのカスタムグレードに設定されていたレザー調×ファブリックのコンビシートは、今回はメーカーオプション扱いに。これはちょっと残念…と思っていたら、担当者いわく「そこまでニーズがなかった」とのことでした。
(次のページに続く)
>>【現地フォト】装備と見た目で選ぶなら? 新型「ムーヴ」のXとRSグレードを徹底チェック
◎あわせて読みたい:
>>【お待たせ】新型「ムーヴ」発表。スライドドアで130万円台~は安いのか、2年越しの“鮮度”は大丈夫?
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