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【EV・SUV乗りは必読】車重増加でタイヤへの負荷が急増。ウェットグリップ「a」を選ぶべきこれだけの理由

【EV・SUV乗りは必読】車重増加でタイヤへの負荷が急増。ウェットグリップ「a」を選ぶべきこれだけの理由

画像:アフロ

「a」から「d」で決まる雨の日のブレーキ力

日本市場で一般消費者向けに販売される市販用タイヤには、スタッドレスタイヤなど一部を除き、JATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)が定める「ラベリング制度」に基づいた表示がなされている。

この制度は、消費者がタイヤの性能を客観的に比較できるようにするためのものだ。評価は主に「転がり抵抗性能」と「ウェットグリップ性能」の2項目で行われる。

「転がり抵抗性能」は AAA・AA・A・B・C の5段階で低燃費への貢献度を示し、「ウェットグリップ性能」は a・b・c・d の4段階で濡れた路面におけるブレーキ力を表す。

乗用車用タイヤの場合、ウェットグリップ性能は「指数G」によって区分されており、「a」はG155以上、「b」はG140以上154以下、「c」はG125以上139以下、「d」はG110以上124以下と定められている。

これら2つの性能は、一般的に相反する(トレードオフの)関係にある。そのため、転がり抵抗を減らして燃費性能を高めようとすると、濡れた路面でのブレーキ性能との両立が難しくなるケースが多い。

燃費性能を高めつつ、雨天時のグリップ力も確保することは、技術的なハードルが非常に高い。それでも最高等級の「a」を獲得しているタイヤは、シリカの配合やポリマー技術の駆使、トレッドパターン(溝のデザイン)による排水性の向上などにより、この矛盾する要求の両立を図っている製品が多い。

なお、「b」や「c」の製品が粗悪というわけではない。制度上は、ウェットグリップ性能の基準を満たした製品といえる。しかし、路面に水膜が張るような厳しい環境下では、ゴムのコンパウンド(配合成分)やトレッドパターン、タイヤの摩耗状態などの違いが、グリップ力の差となって現れることがある。

(次のページに続く)

#タイヤ #安全運転 #ウェットグリップ #低燃費タイヤ #JATMA

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