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【中国のテスラ】こと急成長ブランド「ニオ」に乗った。驚きの新機能“交換式バッテリー”はアリかナシか?

【中国のテスラ】こと急成長ブランド「ニオ」に乗った。驚きの新機能“交換式バッテリー”はアリかナシか?

蔚来汽車(ニオ)ファイヤーフライ

“中国のテスラ”の入門コンパクトハッチバック

近年、国際的に急成長を遂げたBYDに続いて、中国には小鵬汽車(シャオペン)、 理想汽車(リ・オート)そして蔚来汽車(ニオ)が3大BEVメーカーとして知られている。※蔚来(読みはウェイライ)

今回紹介する「ファイヤーフライ(ホタル)」を発表した「ニオ」は“中国のテスラ”と呼ばれ、2018年には1341馬力のハイパースポーツBEV「EP9」で、ニュルブルクリンクの最速ラップタイムを記録するなど欧州で華々しいデビューを飾ったのも記憶に新しい。

>>【中国のテスラ】ニオのファイヤーフライやEP9の内外装を画像で見る

さらに中国では電池交換システム(クルマを充電器につなぐのではなく、バッテリーが減ったら充電済みのバッテリーを入れ替える方式で、数分の交換時間でチャージできる。専用のステーションで、車両の位置決めや交換も自動)を導入するなどチャレンジングな存在を放っている。

最新モデルであるファイヤーフライは今年の秋から欧州で販売される。全長ちょうど4mのコンパクトハッチバックで、欧州での価格はエントリーEVのボーダーラインと言われる3万ユーロ(約490万円)程度と予想されている。

中国での試乗会に現れたファイヤーフライのデザインはホタルを思わせる小径の3つのヘッドライトと、同じ意匠のリアライトがユニークでかわいらしいモデルで、全体のシルエットはどこか「ホンダe」を思わせる。

インテリアも気取らないシンプルなデザインで、ソフトプラスチックを多用して安っぽさを回避している。妙なデコレーションや模様などによる背伸びした感じがなく好ましい。

一方インフォテイメントもフルデジタルで、ドライバーの正面の楕円形ステアリングホイールのコラムにマウントされたスマホ大のコックピットディスプレイと、ダッシュボード中央に13インチの大型タッチスクリーンが用意されている。

充電プランを含む重要なアプリなど、インフォテイメントの内容は豊富で、アップルカープレイとアンドロイドオート対応はもちろん、ナビゲーションではニオのデジタル・コドライバーである「ノミ」の妹である「ルモ」に助けを求めることができる。

このモデルではコックピット横のボールからギョロギョロと目を向けることはないが、同じようにフレンドリーで親切で、ChatGPTのおかげで、各国語を使って車外でも質問に答えることができる小さな天才である。これこそが中国車の強みであるSDV(ソフトウェア先行で開発されるクルマ)だ。

(次のページに続く)

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#ニオ #中国のテスラ #EP9 #ファイヤーフライ #電池交換システム

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みんなのコメント

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  • 2025/6/03 09:24

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    >ニオは中国で970か所、欧州では59か所、全世界で3201か所の電池交換システムネットワーク(パワースワップ・ステーション)を構築…
    ここを読んでも負けてるなって実感してしまう。つまり、自分の会社が推し進めるシステムのためのインフラ整備を世界に広げているという事実。
    世界一のトヨタは、クルマ屋で、それを走らせるためのインフラ整備に責任を感じていません。急速充電器の設置には後ろ向きだし、FCEVのための水素ステーションは手を付けない。水素エンジンで液体水素についてもその膨大な費用の掛かる施設についても力を入れる気無し。
    カーボンニュートラル実現に向けマルチパーパスで取り組むと言っても、結局車を作るだけってことです。しかも、実はHEVという、すでにインフラが充実しているものに注力しているだけ。
    そんなトヨタの親玉の言う事を信じて、トヨタすごい、正しいって言っている国民の多い事。
    勝てるわけないのです。
  • 2025/6/03 07:21

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    これYouTubeで見たわ。走ってるうちに着脱式のバッテリーが路面のバンプや振動で落ちてしまうというものすごい仕様のクルマね。ネタとして一度乗ってみたい気もするけどね
  • 2025/6/03 11:47

    違反報告

    今はアメリカが中国車を輸入しないようにしているが。
    アメリカが中国車受け入れ始めたら日本車、日本は終わりだな。
    アメリカで日本車人気が続く保証なんかないし。

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