トヨタの人気SUV「ヤリスクロス」を中古で買うのはアリか?
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 43
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 43
>>>ヤリスクロスの詳細情報や動画をカタログページでチェック
2020年8月に発売されたのトヨタのコンパクトSUV「ヤリスクロス」。販売台数がハッチバックの「ヤリス」に統合されてしまっているため、ヤリスクロス単体での販売台数はわからないが、ヤリスの2022年3月の販売実績は1万7442台、2021年トータルの販売台数は19万1414台といずれも登録車ナンバーワンを誇っている(※日本自動車販売協会連合会データより)。言うまでもなくヤリスは売れているクルマだが、SUV人気の昨今、ヤリスクロスも同様に売れているのは間違いない。
そんなヤリスクロスだが、発売から2年弱経過しており中古の在庫もそれなりにあるはず。今回ヤリスクロスの中古車にフォーカスし、「ヤリスクロスの中古車を買うのはアリなのか?」考察してみた結果、「アリ」だった。その理由は以下の通りだ。
>>>ヤリスクロスの詳細情報や動画をカタログページでチェック
>>>ヤリスクロス ハイブリッドの詳細情報や動画をカタログページでチェック
まずcarview!のカタログページで中古車相場をチェックしてみる。相場は全体的に下落傾向で、これは先述の通りそれなりに在庫が増えてきたためだろう。当然だが高年式なので程度の良いものが多い。走行2万キロ以下が多く、平均価格は約254万円となっていた。
球数と傾向を見てみた。中古車掲載ページで見てみると、2022年4月中旬現在、ガソリンモデルが564台、ハイブリッドモデルが500台とややガソリンが多いが、ざっくり言えば半々といったところだろうか。ハイブリッド比率が多いのではと想定していたが、思いの外ガソリンモデルが多かった。
ヤリスクロスのグレードはハイブリッド、ガソリンいずれも上から「Z」、「G」、「X」で、その在庫数は、
・ハイブリッド Z (357台)
・ハイブリッド Z 4WD(26台)
・ハイブリッド G (105台)
・ハイブリッド X (4台)
・(ガソリン)Z (341台)
・(ガソリン)Z 4WD(17台)
・(ガソリン)G (210台)
・(ガソリン)G 4WD(12台)
・(ガソリン)X (12台)
・ガソリン X Bパッケージ(15台)
※販売店の登録によるズレがあるため掲載総数とは合わない。
まとめると、
・ハイブリッドもガソリンも最上級のZの球数が多い
・全グレード4WDが少ない
という状況だ。
>>>ヤリスクロスの詳細情報や動画をカタログページでチェック
>>>ヤリスクロス ハイブリッドの詳細情報や動画をカタログページでチェック
では台数の多いハイブリッド Zとガソリン Gの相場はどうだろう。まだ新型車であり人気のクルマゆえ、未登録や登録のみのほぼ新車のような中古車があるので、最安値を参考値としてみる。また新車に近い条件として「修復歴無し」にした。
・ハイブリッド Z(250万円~)
・(ガソリン)Z (218万円~)
ハイブリッドとガソリンの差額は約32万で、新車が約37万とやや差が縮まっているものの、それなりの金額差はあった。
新車の乗り出し価格はハイブリッド Zはおよそ280万円くらい、ガソリン Zはおよそ245万くらいと想定すると、新車と比較して大きな価格差はなく、お買い得感は希薄かもしれない。しかし新車の納期が不安定な現在(HPによれば工場出荷が注文後6ヶ月以上)、中古でも気にならないのであれば、程度がよいクルマがすぐに手に入る中古のヤリスクロスも十分にいい選択肢になるのではないだろうか。
以上がヤリスクロスを中古車で購入するのを「アリ」とした理由だ。購入検討中の方は一度チェックしてみてはいかがだろうか。
※記事内の台数や相場はいずれも2022年4月現在のものです。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
カブト、新グラフィックモデル『KAMUI-3 RIDGE』を追加。2024年4月から発売
ニッサン・フォーミュラE、伝統のモナコへ。連続する好成績に「チームの士気は高い」と監督も期待
変なあだ名のクルマと言わないで! あだ名は[愛されキャラ]の証なんです
メルセデスの「SL」の始祖は「300SL」だった。ル・マン24時間でも優勝したアイコンはなぜ生まれ、どのように発展したのでしょうか?
「4EVER Untamed」のキャッチを掲げた第6世代の新型トヨタ・4ランナーが米国デビュー
フォルクスワーゲン「ポロGTI」誕生25周年!記念モデルを227台限定で発売
ヒョンデ 新型高性能EV「アイオニック5N」発売!50台限定の特別仕様⾞も設定
日産 コネクテッドサービス「ニッサンコネクト」が進化!アプリから操作できる機能が倍増
メルセデス・ベンツ 「GLCクーペ」PHEVモデル登場!電気モーターのみで118キロ走行可
マツダ、新型電動車セダン「MAZDA EZ-6」とSUVコンセプト「MAZDA 創 ARATA」を北京モーターショーで初公開
加藤陽平TD、転倒後も「表彰台にはチャレンジできるなと思っていた」。新加入ダン・リンフットの印象も/EWCル・マン24時間
ダッシュボードは大改善 フォルクスワーゲンID.5 GTXへ試乗 「7」と同モーターで339ps
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身