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BMW 第3の6シリーズ、グランクーペの実力は?

後発の強みを活かした設計

グランクーペのボディサイズは全長5007mm、全幅1894mm、全高1392mm。現行CLSと比べると67mm長く、13mmワイドで、24mm低い。ましてや5シリーズセダンと比較すれば83mm、7シリーズに対しては98mmも低い。「写真で見たときはちょっと背が高いと感じたが、実車は低かった」と書いたが、そんな印象は数値にもしっかりと表れている。そう、グランクーペはかなり思い切った低いプロポーションの持ち主なのだ。

しかしその一方で、乗降性や広さといった実用性はきちんと練り込まれている。弧を描くルーフのちょうど頂点付近が頭の通り道になるため、運転席へは頭を屈めずスムースに乗り込めるし、デザインと乗降性を念入りにバランスさせたルーフ形状によって、後席へのアクセス性も上々だ。もちろん、正統派セダンと比べれば頭を屈める度合いは強くなるが、だからといってそれが負担になるようなレベルかというと、決してそんなことはない。

全長が5mを超えるのだから当然といえば当然だが、後席ニースペースにはかなり余裕がある。むしろ気になるのはヘッドクリアランスだが、身長180cmの男性が乗り込んでも髪がルーフに触れることはない。唯一気になったのは、サイドウィンドウを内側に倒してルーフを大胆に絞り込んでいるため、側頭部の余裕が小さめなこと。頭が触れてしまうことはないけれど、視覚的に閉塞感を覚える。流麗なクーペスタイルとのトレードオフだと考えれば十分に許せる範囲だが、後席の居心地が最優先のショーファードリブンカーに使ったら、後席のお偉いさんから文句が出るかもしれない。

もっとも、そういう使い方はグランクーペにとっては想定外であり、気心の知れた家族や友人を乗せる分には十分すぎるほどの快適性を備えている。乗降性やシートの座り心地を含めた総合的な快適性は、BMWの主張通り、CLSをほんの少し超えているという印象だ。なお、カタログ上の定員は5人だが、ドーンと鎮座したフロアコンソールを跨ぐ形で座るリアセンター席はあくまでエマージェンシー用と考えておくべきだろう。

トランク容量は465L(CLSの標準サス仕様は520L、A7は535L)。低く、かつ絞り込んだリア形状の影響もありさすがに“広大”とは言えないが、CLSのエアサス仕様よりは大きい。ゴルフバッグで言えばフルサイズなら3セット、小振りのタイプなら後席を倒さなくてもギリギリ4セット収納できる。加えて、トランクスルーは全車標準、アームレスト部分のみを倒せばスキーなどの長尺ものをスマートに収められるなど、後発の強みを活かし、ライバルを上回る使い勝手を実現している。

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