怒りを抑え事故を減らす「仏教運転術」のススメ
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹
車社会にまつわるモロモロのため、わたしの血圧は今日もまた微上昇を記録した。事故渋滞がそこかしこで大発生していたのだ。
普段は「超絶ジェントルドライバー」を自認している筆者だが、本日に限っては(お恥ずかしい話だが)車内で少々イラついてしまい、舌打ちなどをしてしまった。
そしてそのようにイラついている瞬間こそが、ドライバーにとってはもっとも危険な魔の時間帯である。要するに「事故る可能性が増す」ということだ。
さまざまな外的要因により心を乱すなど愚の骨頂。とはいえこちらも生身の人間なので、どうしたってムカつくときはムカつくし、イラついてしまう瞬間だってある。
ではどうすれば、いついかなる時もそういった心の乱れを整え、その結果として「安全運転」を完全遂行できる自分になれるのだろうか?
筆者はこのところそればかりを考えていたのだが、結果としてわかったことがある。
運転に「仏教」を取り入れるのだ。
といっても、どうか心配なさらないでほしい。筆者自身は「身内の葬式は仏教スタイルで執り行う」程度のありがちな現代日本人でしかなく、数珠やツボなどを売りつけるつもりはない。
そうではなく「太古の教えを現代の運転術に活かす」ということだ。
今回、「世界三大宗教」と呼ばれている仏教、キリスト教、イスラム教について筆者なりに研究してみたわけだが、安全運転の遂行にもっとも役立つのは仏教であると確信した。
筆者が浅く理解した限りでは、仏教の教えというのは「一切皆苦」「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」という4つのキーワードが基本であるはずだ。詳しくご承知の方も多かろうが、それぞれの意味はざっと以下のとおりである。
1. 一切皆苦(いっさいかいく)「私たちの世界は、自分の思い通りにはならないことばかりである」という身も蓋もない真理。
2. 諸行無常(しょぎょうむじょう)世の中のあらゆるものは一定ではなく、絶えず変化し続けているという、釈迦いわくの真理。
3. 諸法無我(しょほうむが)すべての物事は影響を及ぼし合う因果関係によって成り立っていて、他との関係なしに独立して存在するものはない――という考え方。
4. 涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)仏教が目指す「苦のない、悟りの境地」
特にお経をとなえたり滝に打たれたりする必要はない。上記1~3の概念を運転中の自らの脳とハートに徹底して叩き込むだけで、結果として「悟りの境地」が現れる、つまり整ったマインドに基づいた安全運転が遂行できる――というのが、筆者が提唱する「仏教運転術」のあらましだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
サインツJr.、ウイリアムズF1の新車FW47シェイクダウンは「全て上手くいった」ただ既に改善点も発見?
運転中は振り返らずに後席をチェック、高性能カメラ付き「クルマベビーモニター」発売
いよいよ発売! カワサキ新型「ニンジャ7ハイブリッド」 世界初のストロングハイブリッド採用以外にもある“特徴”とは
日産「新セレナオーテック“スポーツスペック”」がスゴイ! 大型ホイール採用&「専用チューニング」で加速アップ! 精悍な「“走れる”上質ミニバン」が販売店でも話題に
ヤマハ唯一のアドベンチャーモデル 全面刷新した「テネレ700」2025年モデル発売
ホンダ、ニッサン、ミツビシが3社協業形態検討に関する覚書を解約。ホンダとニッサンの統合検討も解約に
日産の現状を正しく理解するために【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】
三菱『デリカD:2』が表情一新!改良新型、210万1000円から発売
レクサスが「NX250」の生産終了を発表! 新車500万円切り×シンプルな「2.5Lエンジン」搭載の「お手頃モデル」が6月に消滅へ… 「純ガソリン」は“2.4Lターボ”の高性能モデルのみに
大人でも嬉しい「免許取得」を体感! NAPACが子ども向けに展開した「くるま好き免許証」企画が楽しすぎた【大阪オートメッセ2025】
取り付けコストは高いが効果絶大!「アウター化」のメリットとデメリット[失敗しない初めてのスピーカー交換]
クラシックミニが世界最高峰火山に挑戦、ファルケンタイヤ装着、パンクなしで6400km走破
GRスープラ“最終仕様”日本初公開に「カッコいい」「生産終了が惜しい」の声…300台限定で今春投入
【本当はどうなの?】再々販「ランクル70」オーナー評価…燃費、盗難など「不便」は当り前。MT待望論も
【BEV戦略は撤回】ボルボの頂点「XC90」が末期でも大幅改良の背景。BEVより注目度も高そう
ホンダの高コスパSUV「WR-V」が売れない!! 販売苦戦の二大要因と、なす術ナシの悲しい現実
【本当はどうなの?】「ZR-V」オーナーのリアルな〇と×。e:HEVの走りは「爽快」も…荷室と純正ナビに不満の声
スバルの看板「レヴォーグ」と新顔「レイバック」どっちを選ぶのが正解? 装備と価格でお得度が判明
【破談へ】ホンダ・日産の大合併を邪魔した“プライド”と日産を待ち受ける茨の道…再生への秘策はあるのか
【200万円台】ノアか、セレナか、ステップワゴンか?「Mクラスミニバン」最安グレードの勝者は?
大人気「ラダーフレーム車」が続々受注停止。リアルに買える硬派「トライトン」はどんなクルマ?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!