【ステップワゴンも苦戦中】頑張れホンダ。90'sの傑作「クリエイティブムーバー」を思い出せ!
掲載 carview! 文:山本 晋也 31
掲載 carview! 文:山本 晋也 31
2022年はMクラスミニバンが相次いでフルモデルチェンジを発表・実施した年でした。モデルチェンジした順番に挙げると「トヨタ ノア/ヴォクシー」「ホンダ ステップワゴン」「日産 セレナ」となりますが、売れている順番はちょっと異なります。
■2023年上半期(1月~6月)販売台数
1位|ノア:5万489台
2位|ヴォクシー:4万8669台
3位|セレナ:3万4460台
4位|ステップワゴン:1万5970台
ノアとヴォクシーは姉妹車なので台数を足すと9万9158台なので、3メーカーのシェアはトヨタ6:日産2:ホンダ1と大差がついています。
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<写真:現行型ノア>
なぜ、ここまでステップワゴンが売れていないのでしょうか? 現行ステップワゴンを最初に目にしたときの印象では、これほど販売が低迷するとは想像できませんでした。
というのも、現行型は一目で「原点回帰」を感じさせるスタイリングに仕上がっていたからです。初代ステップワゴンのスクエアでプレーンなイメージを21世紀のテイストで表現した現行ステップワゴンは、スマッシュヒットを果たすポテンシャルがあると感じられるものでした。

<写真:1996年に登場した初代ステップワゴン>
振り返れば、1996年に誕生した初代ステップワゴンは、それまで商用バン・ベースが中心だった1BOXワゴンばかりの中、乗用プラットフォームをベースにしたスライドドア・ミニバンとして誕生した、革新的かつ納得のヒットモデルでした。
1990年代のホンダが生み出したのは、ステップワゴンだけではありません。当時「クリエイティブムーバー」シリーズとして、多くの人気モデルを立て続けにリリースしていたのです。
その第1弾が1994年に生まれた「オデッセイ」でした。ミドル級FFセダンのアーキテクチャーを利用した3列シートのミニバンというのは商品企画としても斬新で、ヒットモデルとなったのです。

<写真:1994年に登場した初代オデッセイ>
翌1995年には、5ドアのクロスオーバーSUVである「CR-V」が生まれています。こちらも乗用感覚のSUVというのは新鮮で、日本でスマッシュヒット。北米ではホンダを支えるモデルとして大ヒットモデルになっていきます。
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さらに1996年にはステップワゴンのショートバージョンといえる「S-MX」が誕生。カップル向けのミニバンという攻めた商品企画でしたが、予想以上の知名度を得ることに成功。いまでもホンダの尖ったモデルとして語られることの多いモデルとなっています。
そんなクリエイティブムーバーから生まれたモデルも、現時点で国内販売ラインナップに名前が残っているのはステップワゴンのみ。そのステップワゴンにしても冒頭で記したように販売状況はけっして芳しいとはいえない状態になっています。
初代の輝きをリアルタイムに感じていた世代としては、原点回帰を感じさせる現行ステップワゴンがここまで苦戦していることを残念に感じる部分もありますが、初代から四半世紀以上が経ち、市場ニーズやユーザーマインドが変わっていく中、ホンダだけがかつての成功体験を引きずってしまっているのかもしれません。
クリエイティブムーバーとして一世を風靡した、あの輝いていたホンダが帰ってくることを望んでいるファンは少なくないでしょう。電動化時代の新提案として、まったく新しいモデルが誕生することを期待したいと思います。
写真:ホンダ、トヨタ
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