クラウンからコンパクトカーまで。レグノの新しい価値とは?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
最後に注目のコンパクトカー、ホンダ・フィットでREGNOとの相性をチェックしてみたが、普通のタイヤと乗り比べてみると明らかに静かで、道路の継ぎ目を乗り越える時のショックも小さい。しかもそれが残らない。
ただし、全体的にはクラウンのような静粛性は望むべくもなく、根本的にはやはりフィットだ。当たり前と言えば当たり前なんですが。さらに価格を調べてみたところ『GR-XI』は太いのでは1本5万円以上し、最も細くて小さい175/65R14サイズでも1万2700円する。
REGNOとしては安い気がしたが、それでも4本あわせると5万円オーバー。本来経済観念の強いコンパクトカーユーザー、実際にこれ付けますかね? とぶっちゃけ質問をしたところ……「もちろん安くはありません。ただし、今は元々クラウンに乗っていたお客様が、フィットやヴィッツ、あるいはポロなんかにダウンサイズされる方も多い。そういう方が奥様とお2人で乗って『このクルマ、うるさいわね』『確かに。じゃ、REGNOにしてみるか』って変えてみる方はいらっしゃるんです」とか。
確かに高いモノから安いモノにダウングレードすると、どうしても気になってしまう何かはある。そんな場合の、“お助け船”としてのREGNOは十分アリなのかもしれない。
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