クラウンからコンパクトカーまで。レグノの新しい価値とは?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
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論より証拠のインプレッションだが、まず不肖オザワが乗ったのはREGNO王道のユーザーカーであるクラウン。特に静けさに敏感なハイブリッドに乗ったが、この時にREGNOの凄さが一番よく伝わってきた。
まずビックリするのは走り始めの音の無さ。「え、タイヤついてないんじゃないの?」はオオゲサだが、ありがちなザラザラした路面とのコンタクト感がほとんどない。
音振研究ユニットリーダーの和氣充幸さんによれば「音、振動をもっと良くして欲しいと言う声は本当に多く、特に今回は不快に感じるシャー音、1000から2000Hzあたりの音をカットしました」そうで、これは赤ちゃんの泣き声や電話の受話器を上げたままの時の警告音に相当するらしい。要するに耳障りな音だ。
それから走りのしっかり加減にもビックリ。REGNOというと乗り心地柔らか、あたり柔らかなイメージだったが、意外と硬めで、同時にしっかりしたグリップ感、スッキリ感もある。聞けば「前作がコンフォート寄りでもうちょっとしっかりさせたいという要望が強かった」とか。ううむ。
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