新型「ムーヴ」のグレード戦略を分析すると…“高齢ドライバー増加”による意外な影響「選べる自由の縮小」があった
掲載 更新 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 42
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軽やコンパクトカーは女性層だけでなく、リタイア世代の利用も増えています。そのため最新装備が必ずしも受け入れられるわけではありません。
日産の「マーチ」は販売終盤に「アナログ計器盤を好む高齢顧客に薦めていた」という話もありましたし、安全運転支援をあえて“オフ”にして納車する事例もあったといいます。
実際、筆者自身も「アラカン世代」として最新車の電子シフトや複雑な操作に戸惑うことがあり、ACCなど便利装備でさえ活用率は高くありません。ディーラーの説明不足やユーザーの理解不足が背景にあります。
さらに近年は人件費や物価高騰を背景に、オプションだった装備を標準化して製造コストを抑える動きが進んでいます。
その結果「必要な装備を選んで追加する」こと自体がぜいたくとなり、軽やコンパクトカーにおける「選べる自由」は次第に縮小しているのかもしれません。
今後はこうした“ハイテクに弱い”ドライバーでも悩まずに使いこなせるような、次世代インターフェースの開発も重要になりそうです。
(終わり)
(写真:ダイハツ、スズキ、日産)
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