アウディのハイスペックワゴンRS6 アバント試乗。日本には今春導入予定
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 426
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カリフォルニア州マリブで行われた試乗会は、パシフィックコーストハイウェイから山岳路に入りアップダウンとコーナーが続くというコースで、速く走るにはドライバーのスキルはもちろん、高度なシャーシセッティングが要求される。
全長5m、全幅2m近いフルサイズワゴンは、そのサイズを感じさせない敏捷な動きでコーナーをクリアする。それを助けているのが標準装備の可変ステアリングで、ステアリングを切り込むと自然なステアフィールを保ちながら狭いコーナーも楽にクリアする。
さらに4000ユーロ(約49万円)のオプションで装備される4WSは低速では小回りを可能にし、ハイウエイの高速域では安定した直進性を実現する。エアサスペンションは新たに採用されたZF製ダンパーと組み合わされるが、そのバルブシステムは旧タイプと比べると反応時間が速く、より自然な動きをする。
ワゴンの実用性とハイスペックな走行性能を持ったRS6アバントはドイツでは既に発売されており、価格はベース仕様が11万7500ユーロ(約1440万円、19%の付加価値税込み)とアナウンスされている。日本での価格と発売時期は今春に発表される予定だ。
※取材記者が独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります。
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