6900億円の赤字は優等生の代償か。計算機を捨て、理屈をこねくり回す熱狂的技術屋集団・ホンダが再び世界を席巻する日を我々は待っている
掲載 carview! 文:伊達軍曹 193
掲載 carview! 文:伊達軍曹 193
ホンダが泣いている――ように、筆者には見える。
2026年3月期。ホンダは上場来初の最終赤字(最大6900億円)となる見通しを示し、ソニーと組んだ肝煎りプロジェクト「AFEELA(アフィーラ)」も第1弾モデル「AFEELA 1(アフィーラワン)」および第2弾モデルの開発と発売を中止。さらには中国市場での苦戦に、急進的すぎたEVシフトの揺り戻し……。
かつて「技術のホンダ」と言われ、数々の難局を熱量とアイデアで突破してきたあの愛すべき自動車メーカーが今、深い沼に足を取られている。
このことを、時代の変化や外部環境のせいにして片付けるのは簡単だ。だがホンダという特異なDNAを信じ、愛する者らにとって、今必要なのは安易な慰めではない。この巨額赤字をきっかけに、ホンダがホンダに立ち返るための外科手術案こそが必要なのだ。
この難局を脱するため、企業経営にも自動車工学にも素人ではあるが、ともあれ筆者が真剣に妄想した6つの「外科手術案」を提示したい。
(次のページに続く)
#ホンダ #自動車業界 #EV戦略 #ハイブリッド #技術開発
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