【困る超ノロノロ運転】「逆あおり運転」は立派な罪…罰金は最大100万円。自分が加害者になることも？

画像：アフロ

逆あおり運転を受けたときはどう対処する？

では、もし自分が逆あおり運転に受ける立場になったらどうしたらいいのでしょうか。

自分が逆あおり運転に遭った場合、まずは安全の確保を優先しましょう。ドアを施錠したうえで安全な場所に車を停め、110番通報してください。ハンズフリー機能のある車なら、走行しながらでも通報できます。

ドライブレコーダーがあれば、逆あおり運転の証拠映像を録画し、警察に提示しましょう。リアガラスに「REC録画中」というステッカーを貼っておけば、あおり運転の標的になりにくくなります。

あおり運転や逆あおり運転にあわないためには、自分自身が交通の状況に合わせた適切な運転をすることが一番重要です。

複数車線の道路では、速度が高い右側の車線はトラブルが起きがちなのでなるべく一番左側を走る、車線変更は車間距離を十分に取ったうえで行い、急いでいそうな車には道を譲る、危険な雰囲気を漂わせるクルマの前後は走らないなど、自己防衛の感覚も重要です。

あおり運転、逆あおり運転いずれも、他のドライバーへの想像力と配慮を欠いた行動が原因です。然るべきタイミングで譲り、ゆっくり走る車に出会ったら「一時的な障害物」と割り切りつつ、自分のリスクを減らしましょう。

このような譲り合いの精神が、最も効果的な事故防止策です。

（終わり）

（写真：アフロ）

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