【困る超ノロノロ運転】「逆あおり運転」は立派な罪…罰金は最大100万円。自分が加害者になることも？

画像：アフロ

逆あおり運転は最大で懲役5年または罰金100万円に

逆あおり運転は、あおり運転同様、妨害運転罪にあたります。具体的な行為としては、急ブレーキ、高速道路の本線上での最低速度違反などがあります。

以上の行為を故意に行うと、最大で懲役5年または罰金100万円の刑罰が科せられます。

免許行政処分では、25点か35点の違反点数が加算され、免許が即刻取り消されます。そして取消後2～3年間は再取得も認められません（欠格期間）。

もし妨害運転罪にあたらなくても、問題の行為に応じて個別の違反が成立します。

例えば、意図的なノロノロ運転は高速道路上では最低速度違反となり、普通車なら罰金6000円です。このように逆あおり運転によって、罰金や違反点数が加算され、免許取り消しの可能性もあります。

あおり運転でイライラして仕返ししたくなるかもしれません。しかし、仕返しは損しか生まず、自身も妨害運転の加害者になる可能性があります。

昨今はドライブレコーダーが普及し、SNSへの投稿でトラブル時の映像が拡散しやすくなりました。

違法運転の動画が拡散されることで、警察が捜査に乗り出すこともあります。これがきっかけで逆あおり運転の責任に問われ、刑事罰を受けるドライバーもいます。

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