前年比＆目標台数超えの「ソリオ」。販売好調の要因と、ディーラーとユーザーが語る独自の魅力とは？

ソリオ

販売台数はライバルに負けるものの、ユーザーは高評価

実際に、ソリオを購入したユーザーからは、「コンパクトなのに広々としていて快適で、街乗りでの取り回しも良くちょうどよい」「燃費や走りが思っていた以上に良かった。これで200万円ほどなら高コスパだと思う」「視界が広くて運転がしやすく、安全性能も備わっているので安心できる」と、日常での使い勝手に満足しているという声が多く寄せられています。

また、「ルーミーと比べると少し幅は狭いが、取り回しやすくちょうどいい。シートの座り心地や静粛性も高く快適」という感想もあり、競合モデルと比較しても走行時の快適性や居住性に魅力を感じているユーザーもいるようです。

このように、日常使いに適したサイズ感と、家族でも快適に過ごせる居住性を兼ね備えている点は、まさに「ちょうどいい」と感じさせる部分です。

ソリオの月間目標販売台数は4000台に設定されており、2025年7月は4310台、6月は4926台と安定した販売を記録しています。

一方で、ルーミーは月間目標8700台に対し、7月は1万150台、6月は9470台と目標を上回る販売を記録しており、ソリオが遅れをとっています。

店舗数の差やブランド力の違いにより販売台数ではルーミーに及ばないものの、ソリオはユーザー満足度の高さや実用性の強みを背景に、安定した需要を確保しており、販売は好調といえるでしょう。

（終わり）

（写真：トヨタ、スズキ）