名車「セリカ」復活にユーザーが期待することは？ 2L直4で600馬力、「GR-FOUR 」採用…最大の懸念は“価格”

セリカ（7代目）

トヨタの往年の名スポーツカーに復活のウワサ

2012年の「86」、2017年の5代目「スープラ（GRスープラ）」に続き、トヨタのスポーツカーで復活が期待されているのが「セリカ」です。

1970年に初代が登場したセリカは、FRレイアウトを活かしたロングノーズ・ショートデッキが特徴の「スペシャリティカー」として、若年層を中心に人気を博しました。

その後、リフトバックスタイル（ハッチバックのこと）のFRクーペとして世代を重ねたセリカですが、1985年に登場した4代目では駆動方式をFFに変更するなど、大胆なモデルチェンジが図られました。

さらに、1986年にはその後のセリカの代名詞ともなる「GT-FOUR」が追加され、世界ラリー選手権（WRC）でも大いに活躍します。1993年には、5代目セリカ（ST185型）がWRCのマニュファクチャラーズタイトルを獲得するなど、その実力を世界に知らしめることとなりました。

1993年に登場した6代目では、特徴的な丸眼のヘッドライトが採用されたほか、現在でも「最強」と称される「GT-FOUR（ST205型）」が設定されました。

ただ、2000年代以降はクーペやスポーツカーの人気低迷にともない、セリカも肩身が狭い存在となってしまいます。その結果、2006年をもってセリカは販売終了となり、そのまま現在に至ります。

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