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「クルマの魂はエンジン」。フェラーリの最新V8プラグインハイブリッド「849テスタロッサ」の名に込められた真意とは

その名に込められた真の意味を考察する

車名に用いられる「テスタロッサ」という名は、イタリア語で「赤い頭」を意味し、1955年にある整備士が余った赤い塗料で特に高性能なエンジンのカムカバーをマーキングしたことに端を発する。以来「テスタロッサ」の名は、マラネッロから生み出される最高のエンジンを象徴する名となっている。なお、当然ながら849テスタロッサのエンジンヘッドも赤く塗装されていた。

1984年のテスタロッサだけでなく、過去には「500TR」や「250テスタロッサ」などのレーシングカーにもその名が採用されており、「時代を代表するリアエンジンモデルに採用されてきた伝統の名」とフェラーリは説明する。なお、「849」は、8気筒エンジンで1気筒あたりの排気量499cc(49)に由来するそうだ。

2024年に登場した自然吸気12気筒エンジンを搭載したフラッグシップモデル「12チリンドリ(※12気筒の意)」といい、今回の「849テスタロッサ」といい、フェラーリは立て続けにエンジンにまつわるネーミングを採用してきた。

かつてエンツォ・フェラーリは「クルマの魂はエンジン」という言葉を残したのは有名な話。これはあくまで筆者の推測だが、「849テスタロッサ」の名は、前述した通りテスタロッサのオマージュなんかではなく、急速に電動化が進む現代においても「これからも内燃機関を作り続ける」というフェラーリなりの決意を表しているのではないだろうか。

(終わり)

(写真:フェラーリ)

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