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【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実

【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実

メルセデス・ベンツ GLC(ヴィーガン認証インテリア)

ヴィーガンレザーより本革のほうがはるかに環境にいい

ちなみにエキゾチックレザーと呼ばれるワニ、トカゲ、ヘビなども、お肉や血なども皮と同時に人々へ利用されているのだそうです。もし、こうした皮を使わなくなると、ただ廃棄処分される量が増えるばかりか、その養殖業者のおウチのお子さんの学費が払えなくなる、といったことまでも予想されるとのことです。

一時期、ハイブランドの衣料メーカーが「動物愛護の観点から毛皮を使用しない」といった動きがありましたが、それをまるで推し進めるように動物の革を使わないことが流行しかけました。

また、ヴィーガンレザーなどという、植物由来の繊維にポリウレタンなどを混入させた製品を代替品とする動きもありますが、毛皮を取るために飼育された動物がいたように、革製品のための牛などの動物は存在しないのです。これは、牛1頭を育てるコストおよそ83万円〜134万円に対し、牛皮の材料としての価格が2万円〜5万円であることから、採算が取れないのは明らかだといいます。

それに、動物のお肉をいただいている以上、「可哀想」というのは筋違いで、同じ生命から発生する皮も有効に使うのが筋ってものだと思うのです。

さらに、世界の牛の45%、先ほどの数字で言えば年間約1.6億頭分の牛の皮をもし焼却処分するとなれば、大変な量のCO2も発生しますね。

(次のページに続く)

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みんなのコメント

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  • 2025/12/07 08:22

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    視野狭窄なのに声高な人は、よくこういう事態を引き起こす。
    そして同様に視野狭窄な人がそういうのを真に受けて信じ込み増殖させる。
    最近は昔と違って”非常識”な人の発信力が強まっているから厄介。
    それらの可否をちゃんと見極められるよう、幅広く世の中のことを知っていかないとね。
  • 2025/12/07 08:35

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    牛には申し訳ないが、バイク用のスーツとしてはやはり牛革に勝る材質はない。摩擦や破れにも強く経年劣化も少なく合成皮革のように熱で溶けたりもしない。単純に代替できないものも多いのではないか。
  • 2025/12/07 08:40

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    「牛乳が余っているから乳牛を処分」と言った時に、著名はド素人コメンテーター玉皮等は「命を扱っているということを考えろ!」とやった。牛肉大好きなくせに。
    「乳牛を処分」は普通。乳が出なくなったら肉にする。「国産牛」の名で売られているのはほぼこれ。そもそも、牛乳を得るために妊娠出産を繰り替えさせている。
    じゃあ肉牛はどうか。人間で言えば高校生くらいで殺して肉にする。メニューに「仔牛の〇〇」とあるのは小学生くらい。豚も鶏も同じ。ジビエは若そうなのを狙う。射殺したら直ちに血抜きを行う。今流行の熊は、マタギさんが殺れば血抜きして食えるが、警察官が殺ったら焼却処分。マタギさんは報酬が安くても、肉にすれば熊は牛の倍くらいなんだがな。肉質は鯨に似ているから。

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