【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 28
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 28
ちなみにエキゾチックレザーと呼ばれるワニ、トカゲ、ヘビなども、お肉や血なども皮と同時に人々へ利用されているのだそうです。もし、こうした皮を使わなくなると、ただ廃棄処分される量が増えるばかりか、その養殖業者のおウチのお子さんの学費が払えなくなる、といったことまでも予想されるとのことです。
一時期、ハイブランドの衣料メーカーが「動物愛護の観点から毛皮を使用しない」といった動きがありましたが、それをまるで推し進めるように動物の革を使わないことが流行しかけました。
また、ヴィーガンレザーなどという、植物由来の繊維にポリウレタンなどを混入させた製品を代替品とする動きもありますが、毛皮を取るために飼育された動物がいたように、革製品のための牛などの動物は存在しないのです。これは、牛1頭を育てるコストおよそ83万円〜134万円に対し、牛皮の材料としての価格が2万円〜5万円であることから、採算が取れないのは明らかだといいます。
それに、動物のお肉をいただいている以上、「可哀想」というのは筋違いで、同じ生命から発生する皮も有効に使うのが筋ってものだと思うのです。
さらに、世界の牛の45%、先ほどの数字で言えば年間約1.6億頭分の牛の皮をもし焼却処分するとなれば、大変な量のCO2も発生しますね。
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