【GTIもEV化】フォルクスワーゲンがEVモデル名を一新。「ID.ポロ」「ID.ポロ GTI」も発表へ…高性能版“R”も登場か？

ID.ポロ「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

電動「GTI」の実力は？ そして「R」の可能性も？

カモフラージュされたプロトタイプを見ると、フォルクスワーゲンならではの控えめな印象を受けますが、GTIバージョンは、より大きく精巧なデザインのホイール、わずかにフレアしたフェンダーアーチ、専用バンパー、フロントディフューザー、そしてテールゲートのスプリットスポイラーなどにより、シャープな印象を際立たせています。GTIにふさわしい低いスタンスも大きな魅力です。

フォルクスワーゲンのセールス＆マーケティング担当取締役であるマーティン・サンダーは、「私たちは、最も強力なブランドのひとつであるGTIを、電動化の世界に投入します。ID.GTIコンセプトモデルは、ID.ポロGTIとして市販され、卓越したダイナミクスと豊かなドライビングプレジャーを提供します」と力強く語っています。

量産型ID.ポロは、電動専用の「MEB」エントリープラットフォームを採用しており、全長4053mm、全幅1816mm、全高1530mmというサイズで、「アルピーヌA290」よりわずかに大きくなっています。すべてのバージョンに前輪駆動のシングルモーターが搭載される予定で、GTIの最高出力は223psと予想されています。

また、近い将来には、さらにパワーアップした「クラブスポーツ」バージョンや「R」の登場も噂されています。もし実現すれば、最高出力は400ps超えになると見られています。

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（写真：APOLLO NEWS SERVICE、フォルクスワーゲン）