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販売ランキングトップ10に2台のみ…なぜ「コンパクトカー」は“オワコン”になったのか? “二大要因”と“復権に必要なモノ”とは

「コンパクトカー復権」のために必要なものとは

では、今後コンパクトカーが復権を果たすためには、どのような道があるのでしょうか? 前出のある業界関係者は、次のように話します。

「正直なところ、かなり難しいとは思います。

日本のみならず、海外の多くの国で現在はSUVが優勢であり、コンパクトカーの需要が高い市場は皆無です。

そうしたなかでコンパクトカーが存在感を示すためには、SUVにはないメリットを打ち出す必要があります。

たとえば、より低重心であることを活かし、いわゆる『ホットハッチ』と呼ばれるスポーティなコンパクトカーであれば、SUVとの差別化を図れるかもしれません。

あるいは、フィアット『500』のように、ハッチバックというボディタイプを活かした愛らしいデザインとすることもひとつの手だと思います。

実用性やコストパフォーマンスを突き詰めると、SUVや軽自動車に対する明確なアドバンテージを打ち出すことは容易ではありません。そのため、『トガった1台』となることが、コンパクトカーの生きる道なのだと思います」

かつては「クルマの基本型」とされていたセダンも、近年ではSUVの前に人気が低迷しています。

そのなかで、現在もラインナップされているセダンの多くは「4ドアスポーツカー」としての性格を強めることで存在感を示しています。そうした背景を考えると、コンパクトカーもセダンと近い道を歩んでいくことになるのかもしれません。

(終わり)

(写真:トヨタ、日産、ホンダ、スズキ、フィアット)

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