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【猫も杓子も SUV 】世界的ブームの火付け役は今も人気の日本車。歴史的3台誕生の背景とは

【猫も杓子も SUV 】世界的ブームの火付け役は今も人気の日本車。歴史的3台誕生の背景とは

ポルシェ カイエン(初代)

「カイエン」が切り拓いたハイパフォーマンスSUVの世界

ポルシェ「カイエン」もまた、SUVが主流となる上で重要な役割を果たした1台です。

2002年に登場したカイエンのメインターゲットとなったのは、中東をはじめとする新興国です。当時、ドバイなどの都市が急速な経済成長を遂げており、新興国にも欧米の高級車を手に入れることのできる富裕層が増えつつありました。

一方、新興国の多くはインフラ整備が整っておらず、「911」のようなスポーツカーが満足に走れる道はごくわずかでした。

そこで、ポルシェはフォルクスワーゲン協力の元「悪路を250km/hで走れるクルマ」であるカイエンを開発しました。その結果、新興国のユーザーのみならず、日欧米のユーザーからも好意的に受け止められました。

>>懐かしの初代RAV4やカイエンをフォトギャラリーで見る

ほぼ時を同じくしてBMWからは「X5」も登場し、この2台がきっかけとなってメルセデス・ベンツやアウディなどのプレミアムブランドからも続々とSUVが登場することとなりました。

そして2016年には、ベントレーがラグジュアリーブランドとしては初めてのSUVである「ベンテイガ」を発表し、それ以降にはランボルギーニ「ウルス」、アストンマーティン「DBX」、ロールス・ロイス「カリナン」、フェラーリ「プロサングエ」などが続いています。

いずれもラグジュアリーブランドの名に恥じない仕上がりとなっていますが、その根底には中東や東南アジア、そして中国といった新興国の経済成長が大きく関係しています。

(次のページに続く)

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>>「カイエンGTS」はついに500ps、0-100加速4.4秒へ

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  • 2025/1/28 09:15

    違反報告

    乗用車をベースに
    車庫を上げて
    都市部からアウトドアを一台でまかなう
    クロスオーバーSUVのルーツは

    80年代、必要に応じて誕生した
    アメリカのAMCイーグルワゴン
    日本のレオーネ エステートバン
    この2台だと思う

    RAV4はだいぶ後に生まれた
    パイクカー的な
    なんちゃってアウトドア風のはしりだった
  • 2025/1/28 15:36

    違反報告

    SUVは一過性の「ブーム」ではなく、中長期的な「トレンド」となっているということです。かつて「クルマの基本形」と言えばセダンでしたが、いまやSUVこそクルマの基本形と言っても過言ではありません。

    →世界の新車販売の半数近いのだからそりゃそうだろう。
  • 2025/1/28 09:22

    違反報告

    火付け役というのは、「単なる最初」ではなく、市場に「波」や「風」を起こたモデルだからな。

    火付け役:火をつける役。転じて、事件・論議などのきっかけをつくる役。また、その人。(コトバンクから)
    和英辞典で 火付け役は troublemaker

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