【猫も杓子も SUV 】世界的ブームの火付け役は今も人気の日本車。歴史的3台誕生の背景とは
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 13
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近年では、街を走るクルマの多くが“SUV”となっています。その勢いはすさまじく、たとえばトヨタの場合、「ヤリス」や「カローラ」といった大衆車だけでなく、「クラウン」や「センチュリー」のような高級車にもSUVがラインナップされるほどです。
>>センチュリーやクラウンのSUVモデルをフォトギャラリーで見る
また、そのほかのブランドでも売れ筋モデルの多くはSUVとなっています。逆に言えば、SUVをラインナップに持たないブランドはほとんどありません。
なぜこれほどまでにSUVが増えたのでしょうか?
そもそも、SUVという言葉が登場したのは1980年代のアメリカと言われています。SUVは「スポーツ・ユーティリティ・ビークル(Sport Utility Vehicle)」の頭文字を取ったものであり、日本語では「スポーツ用多目的車」などと訳されます。
ここでいう「スポーツ」とは、必ずしも野球やサッカー、スキーのような競技性のあるものだけではなく、「気晴らし」や「休養」といったのも含む広い意味で使われています。
そのため、広義のSUVは「レジャー全般に適したクルマ」と定義することができます。
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