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ついに本物の「黒船」に…日本で“専用設計”の「軽EV」発売を予告した中国BYDの勝算はどこにあるのか

リセールやアフターサービスまで含めたコスパが問われる

軽自動車購入層の一般的な特徴として、ブランドへのロイヤリティが登録車ほど高くない傾向があります。かつて軽ナンバーワンだったスズキがダイハツにトップを奪われたり、圧倒的に売れていた「スズキ ワゴンR」から「ホンダ Nボックス」へと絶対王者が変わった過去もあります。

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つまり、ブランドより商品力(購入時のコスパから手放すときのリセールバリューまで)を重視するのが軽自動車の購入層のマインドといえます。BYDは販売ディーラーの全国的な整備にも積極的で、こうした施策も旧来からの軽自動車購入層との接点を増やすことにつながっていく可能性があります。

BYDの軽EVが総合的な商品力でユーザーを満足させることができれば、“中国メーカーのBEV”という多少の抵抗感を乗り越えて売れていくのではないでしょうか。逆に、品質やアフターサービスも含めたコスパが微妙と判断されれば、成功は難しいでしょう。

とはいえ、ガラパゴスの象徴でもある日本の軽自動車マーケットに参入しようという時点で、市場の特殊性は十分に理解して日本専用の軽EVを開発しているはずです。はたして、どんな価格や性能やスタイリングで登場するのか、大いに注目です。

(終わり)

(写真:BYD、日産、ホンダ、スズキ)

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  • 2025/5/19 10:16

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    軽自動車規格に参入するのは自由ですが、補助金は制限するべきです。
    何故なら中国製EVは中国共産党の政策で価格を低くしているんですから、同じ市場で戦うなら日本製EVが不利になるからです。
    言うならば日本国民の税金で、中国共産党の赤字の補填をするようなもんですね・・・
  • 2025/5/19 11:41

    違反報告

    最質的には、ユーザーが決定することであり、良ければ売れる、悪ければ売れない。それだけのことで、実際に販売してみないと分からない。
  • 2025/5/19 11:05

    違反報告

    既に中国国内で試作車がスクープされているので開発は順調なのでしょう。
    NBOXに似たような感じの後席スライドドアです。
    遠からず日本でも試作車が走るでしょうね。

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