三菱のPHEVコンセプト、エンゲルベルクツアラーは力強い最新フェイスと上質感にも注目
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:長谷川 豊
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第89回ジュネーブ国際モーターショーでは、電動モビリティが続々と登場して、環境先進国のスイスらしいモーターショーとなっている。日本車メーカーも、ここぞとばかりに電動モビリティを発表している。
そんな中、三菱自動車は新世代クロスオーバーSUVのコンセプトカー「MITSUBISHI ENGELBERG TOURER(三菱エンゲルベルクツアラー)」をワールドプレミアした。スイスの有名な山岳リゾートである「ENGELBERG」を冠するだけあって、三菱の得意とするオールラウンド・クロスオーバーSUVらしい力強いエクステリアデザインを持つ。フォグランプを配備したルーフボックスには自動開閉の機能が搭載されており、前後バンパーのアンダーガードを装備するなど、オフローダーとしてタフな用途に耐えつつ、使い勝手の良さも重視している。シルバー基調ながら光の当たり方によって、青味を帯びるような透明感のあるボディカラーを採用したこともあって、変化に富む表情を見せる。多人数乗車でも快適に過ごすために十分な室内空間を確保し、上質感にもこだわったという。
4WDパワートレインは「アウトランダーPHEV」で培ってきたツインモーター方式のPHEVシステムで、2.4L ガソリンエンジンと2基の電気モーターを組み合わせたシリーズハイブリッド方式を採用。ブレーキ回生の能力を強化し、走行中は空気の取り入れ口を閉めるグリルシャッターを設けるなど、低燃費化に力を注いだ。また、PHEVゆえに、フル充電の状態なら最大で70kmのEV走行が可能で、ハイブリッド車としては700kmの巡行距離を確保する。
フルタイム4WDは前輪左右の駆動力配分を制御するヨーコントロール(AYC)や、ブレーキ制動力、前後モーター出力の制御を統合制御して、走る・曲がる・止まるといった運動性能を高める車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」も採用。
また、最新のコネクティッドカーシステムも搭載。加えて、電動車、V2H充放電機器、太陽光パネル、家庭用蓄電池などで構成する家庭での使用を想定したシステムをパッケージ化した「電動DRIVE HOUSE(DDH)」のデモも行なった。三菱自動車の販売店で電動車の購入とあわせ、V2H機器を中心とした家庭用システムを提供するもので、日本では2019年にサービス開始を予定している。
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