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新車攻勢でホンダが挽回 4月マーケット概況

ココも気になる!その1

昨年世界市場でも10.7%減と苦しんだホンダが攻めに転じる

 昨年、東日本大震災、タイ大洪水により、大きなダメージを受け、販売台数が国内で50万3532台、前年比77.8%にとどまったのはもちろん、世界市場でも313万7000台、前年比10.7%減に終わった。しかし生産レベルが復調した今年は一気に挽回。国内では昨年12月に投入した「N BOX」が大ヒット中で、貨物車を含む4月の新車販売台数は前年同月比104.9%増の5万5508台でトヨタに次いで2位につけた。昨年、年間合計で日産に抜かれたが、これで2カ月連続の2位キープだ。

 世界市場でも、例えばアメリカでは前年同月比はまだマイナスだが、4月12万2000台で2カ月ぶりに日産をかわし、5位にランクアップ。中国市場でも43.2%の大幅増となる6万2000台で、3カ月連続で前年を上回った。

 国内の乗用車市場はハイブリッドカー(HV)と軽が復調傾向を牽引しているが、4月単月では「N BOX」が3位となったほか、「フィット(シャトル含む)」が4位、「フリード(スパイク含む)」が10位と3モデルがベスト10入り(日産はゼロ)。「フィット」はガソリン車7303台、HV4582台、シャトルもガソリン車618台、HV3656台で、フィット全体のHV比率は51.0%。フリードはガソリン車3614台、HV4214台で、HV比率53.8%と、しっかり人気トレンドに乗った売れ行きとなっている。

 今年はHVのほか軽にも力を入れていくと公言していたホンダの狙い通りの展開となっているだけに、今後も「フィットハイブリッド」にCR-Z用ハイブリッドシステムを搭載したRS仕様をはじめ、「N BOX」をベースにしたマルチパーパースモデルやファッショナブルな派生モデルを投入予定。さらにアメリカでの主力モデル、「アコード」も年内にモデルチェンジの予定で、北京モーターショーで中国専用モデルを公開するなど、攻めの姿勢を強めたホンダの今後に期待したい。

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