メルセデス新型Eクラスクーペ発表。ボディ大型化で後席も使えるクーペに
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
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メルセデス・ベンツ日本は5月31日、セダン、ステーションワゴンに続くEクラス第3のモデルとして「Eクラスクーペ」を発表した。昨年7月のセダン導入から今年4月までのEクラス合計販売台数は約1万台と好調だという。また同日、Eクラス史上最速モデルを謳う「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+」も発表された。
フロントデザインはこれまでのEクラスの流れを継承しつつ、ダイヤモンドグリルとパワードームを備えたボンネットによってスポーティな性格を強調。サイドビューでは、低く寝かされたAピラー、高く保たれたベルトライン、そして流れるようなルーフラインにより伝統的なクーペスタイルを形成する。特徴的なのは他の2モデルにある上下2本のキャラクターラインのうち、「ドロッピングライン」と呼ばれる上のラインを省略したこと。丸みを帯びたなだらかな曲面の使い方が新鮮に映る。
リヤにはセダンとステーションワゴンにも装備されている「クリスタルルック」仕様のLEDコンビネーションランプを採用。後続車からの視認性を高めるだけでなく、状況により発光量を調整して眩惑を防ぐ機能も持つ。
コックピット周りは基本的に他のEクラスと共通だが、エアコンの送風口はクーペ専用デザイン。タービンエンジンをイメージしたという形状によってアグレッシブな雰囲気が加味された。また、先代モデルからボディサイズを大型化したことで室内空間が拡大。特に後席は、レッグルーム(先代比+74mm)、ショルダールーム(同+34mm)、ヘッドルーム(同+15mm)と居住性が向上している。
エンジンは2.0リッター直4ターボが2機種と、3.0リッターV6ターボを設定。前者のE200版は最高出力184ps/最大トルク300Nm、E300版は同245ps/同370Nmを発生。後者はE400 4MATICに搭載され、同333ps/同480Nmを発揮する。トランスミッションは全てに9速ATが組み合わせられる。
高速道路の渋滞時などに車間距離を維持しながら、周囲の交通状況(車両、車線、ガードレール等の並行な物体)を監視しつつステアリング操作をアシストする「ドライブパイロット」や、周囲の安全を確認しつつ自動で車線を変更する「アクティブレーンチェンジングアシスト」、ドライバーが気を失うなど万が一の場合に自動で車線を維持しながら緩やかに減速・停止する「アクティブエマージェンシーストップアシスト」など、他のEクラスにも採用されているさまざまな安全運転支援シテムを装備する。
・E200 クーペ=682万円
・E200 クーペ スポーツ=750万円
・E300 クーペ スポーツ=835万円
・E400 4MATIC クーペ スポーツ=1037万円
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