新型エスクードの走りは?「要望」次第で1.4Lターボ搭載もある!?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之
シンプルなつくりの新生エスクードを好ましく思いながら試乗を終え、エンジニアの方々と食事に臨んだのだが、席上、欧州では新開発の内製1.4リッターのターボエンジンを載せるという。いや伝えたよ、前ページで述べたように「1.6リッター直4でも困ることはない」とエンジニアの方にも伝えたけれど、新しいエンジンがあるのなら日本でも載せてほしい。そう伝えると「要望が多ければ可能性は十分あります」とエンジニア。要望する。
ハンガリーからの輸入で、1.6リッター直4エンジンの一択で、グレード構成も4WDか2WDを選ぶだけというシンプルさを見ると、あまり日本での販売に力が入っていないのかなと思わせないでもないエスクード。欧州では高効率ターボエンジンを使うという話を聞いてその思いを強くしたが、乗れば乗ったで、パワーが必要十分というだけでなく、山道で、高速道路での振る舞いも安定感があって、決して安普請という感じはない。
ミリ波レーダーを使った衝突軽減ブレーキや前車追従型のクルーズコントロール(全車速ではない)が標準装備のわりに、FWDが212万7600円、4WDが234万3600円という価格はなかなか戦略的だ。
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