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【120万円差の意味は大きい】「ロードスターRF RS」は幌モデルとは別物だった。2.0Lが生む“余裕”の正体

【120万円差の意味は大きい】「ロードスターRF RS」は幌モデルとは別物だった。2.0Lが生む“余裕”の正体

マツダ ロードスターRF(写真:小林和久 株式会社ヘンシュウシャ)

幌とは別物。「ロードスターRF」という独自の立ち位置

マツダの「ロードスター」が初めて世界に登場したのは1989年のことです。以来、ライトウェイトオープンスポーツというジャンルをほぼひとりで守り続けてきたこのクルマは、現在に至るまで累計で100万台以上を販売し、ギネスブックにも「世界で最も多く生産された2人乗りオープンスポーツカー」として認定されている、まさに唯一無二の存在です。

その中には大きく分けて、幌モデルとRFというハードトップモデルがあります。そこで、先日試乗した幌モデル「ロードスター S スペシャルパッケージ」と、今回試乗した「ロードスターRF RS」とを比較しつつ、その差をあぶり出したいと思います。

そのロードスターの歴史のなかで、柔らかな布などの素材の幌ではなく、硬い素材の屋根「ハードトップ」の車両も存在します。まず、初代NAと2代目NBには、「ディタッチャブルハードトップ」がオプション設定でした。

大人2人が車両の横から装着するようなもので、ドライブ中に天気がよくなったから屋根を開けるとかできるものではなく、ガレージに置いておくか、あるいは装着しっぱなしで使うようなものです。NBには「ロードスタークーペ」という固定式屋根のモデルも登場しましたが、小規模生産を受け持つ100%子会社であるマツダE&Tが生産する限定モデルということで、やや特殊な存在です。

そして、3代目NCでは、「パワーリトラクタブルハードトップ(RHT)」が登場します。これはいわば硬いルーフの開閉を電動機構が担い、オープン時には幌と同じような開放感、クローズ時にはクーペと変わらない居住性を狙ったものでした。

そして現行の4代目NDでは、電動開閉ルーフをやはり持つ独立モデルとして「ロードスターRF(リトラクタブルファストバック)」という名称で2016年にデビューしたのです。RHTからRFと名前が変わったように、そのコンセプトも変化しました。

まず、スタイリングが大きく違うものとなっています。ファストバックスタイルのルーフは、後半を残してオープンにする凝った機構を採用し、オープン時にも幌モデルとは違うRFならではのスタイリングを保ち、明らかに別の車種であるアイデンティティを主張しています。

(次のページに続く)

#マツダ #ロードスターRF #ロードスター #試乗 #ND

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