新型Vクラス、最先端のラグジュアリー・ミニバン
掲載 更新 carview! 写真:Kimura Office
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搭載されるパワーユニットは、全て2ステージ・ターボチャージャーを備えた2.1リッター直4ディーゼル・ターボで、出力違いが3種類ある。ベーシック・モデルのV200CDIは最高出力100kW(136ps)、最大トルク330Nm、中間のV220CDIブルーエフィシエンシーは120kW(163ps)と380Nmを発揮する。最もパワフルなV250ブルーテックは、最高出力140kW(190ps)、最大トルク440Nmで、従来の3.0リッターV6ディーゼル・ターボを搭載したビアノ3.0CDIと同スペックを実現した。トランスミッションは6速MTのほか、7速ATの7Gトロニック・プラスも用意される。
ダウンサイジングされたことで、燃費性能も大幅に向上している。最も高効率なV220は100kmあたり5.7L(日本式に表記すると17.5km/L)と、CO2排出量149g/kmを達成。V250ブルーテックも100kmあたり6.0L(16.6km/L)と、従来のビアノ3.0CDIから28%も改善しているばかりか、欧州の排ガス基準であるEU6(他はEU5)もクリアしているのだ。しかも0-100km/h加速は9.1秒と従来と同じで、最高速度に至っては従来を5km/h上回る206km/hを達成しているのである。
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