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新型CX-5の第一印象はザ・熟成。ここからが本当の勝負かもしれない

静粛性や一体感が大幅に増した上質感のある走り

最後に走りだけど、今のCX-5の7割以上(2012年発売~2016年9月のトータルでディーゼルは77%)を占めるという175馬力の2.2リッターディーゼル車に乗ったところ、まずエンジン音がやけにスッキリ聞こえます。というのも全体の静粛性が大幅に増してるのと、実はプラットフォームは基本キャリーオーバーですけど、北米向けのCX-9開発時に、上質感や一体感を増すため大幅改善。徹底的にシーリングを良くして音の侵入を防ぐとともに、足回りの取り付け方を変えてまで剛性感アップ。ついでにワイパー位置を変更して乱気流ノイズも低減しているそう。結果、走り出した瞬間から、いままでよりダイレクト感が増しつつ、フロアに1枚ゴムというか布団でもかませたような上質感が味わえるというわけ。

また、自慢のクリーンディーゼルも基本構造は同じまま、今までとは違うEGR制御を採用して、踏み始めのレスポンス向上。いままでのどっかんターボ感は減ったけど、より素早くスムーズに上まで回る感じで、元々ディーゼルとガソリンのあいの子みたいなエンジンだったのがより進化したという具合。

ってなわけで、全域で良くなってる2代目CX-5ですけど、正直誰が一番違いがよくわかるかって前オーナーでしょう。逆にあまり興味がない、大雑把な人からみるとやはり「あまり変わってないじゃん」となっちゃうかもしれない。

でもそれこそが新世代マツダの挑戦なんですね。まさにこれ見よがしでないフルモデルチェンジであって、同じ赤ワインを一本3000円の味から5000円ぐらいまで引き上げた様な進化。果たしてどう受け止められるか。実はコイツは初代の時以上の挑戦なのかもしれません。

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