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上場以来“初の赤字”のホンダは大丈夫?「BEVへの集中」は過ちだったのか…見落とされがちな“失敗の本質”

上場以来“初の赤字”のホンダは大丈夫?「BEVへの集中」は過ちだったのか…見落とされがちな“失敗の本質”

2026 ビジネスアップデート

大赤字でも財務状況は「健全」

ある業界関係者は、今回のホンダの決算について次のように分析します。

「決算会見で三部敏宏社長が説明しているように、今回の赤字の主要因はすでに発表されているBEV戦略の大幅な見直しにあります。

具体的には、1兆5778億円がBEV関連損失と計上されていますが、このうちのおよそ6割は研究開発や工場建設に関する減損であり、キャッシュアウトをともなうものではありません。

一方、残りの4割はサプライヤーへの補償や人員整理に関する費用で、およそ6000億円のキャッシュアウトをともないます。

ただ、それをふまえたうえでもホンダ全体のネットキャッシュは3兆3000億円と前年度より約1000億円上積みをしています。

自己資本比率は前年度の63%からやや減少しているものの、55%と製造業としては非常に高水準です。

ようするに、ホンダの財務状況は高い健全性を維持しており、今回の赤字が直接的に経営難を引き起こす可能性はまずありません。

また、BEV関連損失を除けば、ホンダ全体および四輪事業は黒字となっていることを見ても、いま現在のホンダが瀕死の状況というわけではないことがうかがえます」

(次のページに続く)

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