【最安グレード】エントリーの「S」で十分か? 新型マツダ「CX-5」が提示する極めてお買い得な装備の引き算
掲載 carview! 文:大音 安弘 96
掲載 carview! 文:大音 安弘 96
マツダ「CX-5」が5月21日にフルモデルチェンジした。現在のマツダSUV群の中では最も歴史が長いが、その登場は比較的近年のことだ。
マツダの新デザイン「魂動」を全面採用した初の市販車として2012年に登場し、マツダのイメージを大きく変えた新世代商品群の先陣を切るモデルとなった。
最も話題となったのはクリーンディーゼルエンジンの投入だ。尿素を使わず給油だけで済むため、多くのユーザーから注目され、大ヒットした。
2017年には、より都会的に洗練された2代目にフルモデルチェンジ。人気のディーゼルエンジンも進化して快適性が向上し、新たなパワーユニットとして、スポーティな2.5Lガソリンターボも投入された。アウトドア志向を強めた「フィールドジャーニー」など、新たなキャラクターづくりにも挑んだ。
余談だが、2代目に限ってはクリーンディーゼル車でMTを選ぶこともできるなど、SUVとしては珍しい試みもあった。
マツダらしいSUVづくりに真摯に取り組んだ結果、累計販売台数は世界で500万台以上、国内で40万台を記録し、いまやマツダの屋台骨となっている。それだけに9年ぶりのフルモデルチェンジとなる3代目は、期待が大きい分、開発も難しかったと思う。
内外装は先代同様に、魂動デザインが得意とする都会的でスポーティな雰囲気を前面に押し出したものだ。上位モデルとなる「CX-60」や「CX-80」では重厚感を強めているが、CX-5は持ち味である軽快な走りを予感させる。
ボディサイズは全方位で一回り大きくなっているが、取り回しは同等の水準を実現したという。さらに、拡大したボディサイズを室内空間に生かすことで、後席空間と荷室が広がり、使い勝手も向上している。
新装備では、メーターパネルを全面液晶とし、フルデジタル化を実現した。賛否のあったインフォテインメントシステムも刷新され、ワイド画面のタッチスクリーンとなり、グレードによって12.9インチと15.6インチを採用する。
さらにGoogleのシステムを搭載することで、音声操作の性能も向上した。これにより、独自の「マツダコネクト」ではなく、画面上での直感的な操作やさまざまなアプリの利用が可能になっている。
(次のページに続く)
#マツダ #CX5 #SUV #新型車 #自動車
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