ゴルフのワゴン版、新型ヴァリアントはゴルフにマイルドな乗り心地と広い荷室が加わった無敵の実用車だった
掲載 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹 121
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従来モデルと比べて大きく進化したのは、運転支援システム。先行車両との車間調整および車線中央維持をアシストするトラベルアシストは0-210km/hと、事実上全車速域で作動するようになった。また静電容量式タッチセンサーが備わったステアリングホイールを採用することで、トラベルアシスト作動の条件であるドライバーがステアリングホイールを保持しているかどうかの検知がより正確になった。従来は定期的にパワーステアリング用モーターへ入力があるかどうかで検知していたため、直進が続きステアリング操作の必要がないと、保持していてもアラートが出てしまっていた。また片側22個のLEDライトを用いたヘッドライトは、それぞれを個別に点灯・消灯することでハイビームのままでも先行車や対向車を眩惑することがなくなった(オプション設定)。
まだ実質燃費を計測する機会を得ていないが、カタログ燃費(WLTCモード)は1L版が18.0km/L、1.5L版が17.0km/L。さほどかわらないので燃費を重視して1Lを選ぶ必要はないが、1L版だからといって我慢する要素もない。ターボや電気で賢くドーピングされた小排気量エンジンで、大人数や大容量の荷物を運ぶという賢者のパッケージこそがゴルフ ヴァリアントの魅力だと思う。
日本でのライバルとしては、欧州を中心に世界中で販売競争を繰り広げる「プジョー 308SW」や、ほぼ孤軍奮闘中の国産ワゴン「スバル レヴォーグ」あたりが思い浮かぶ。308にはディーゼルエンジン、レヴォーグには4WDと、それぞれゴルフにはない特徴があり、レヴォーグは条件付きながらハンズオフを可能とするなど、ADASの面で一歩先をいく。一方でゴルフには電動化や広い荷室など、地味だが長く使ううえでありがたみを感じる特徴がある。あとブランドパワー。ディーゼルで4WDのゴルフ ヴァリアントは待っても出ないから何かを選ぶ必要がある。
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