【結構いいかも】ジムニー風ミニEV、ビンファスト「VF3」が大人気！ ベトナム製エントリーカーの実力を検証

ビンファスト VF3

装備は必要最低限。それでも売れる理由があった

そんなちょっとユニークなコンセプトのVF3は、なんと昨年下期の発売開始にもかかわらず、2024年の新車販売台数では、2位となる2万5000台を記録。まずは簡単なスペックを紹介しよう。

小型軽量を活かし、航続距離はサクラを超えており、最高速度は100km/hまで出るので、それなりに実用性は高そうだ。何よりもサクラより90万円近く安いのも魅力的なところだろう。

安価なだけに、装備面はかなりシンプル。エアコン操作やメーターを兼ねる10インチタッチスクリーンを中心とし、パワーウィンドウなど最小限の機能に留まる。

ADAS（先進運転支援システム）は装備されていないが、ABS、運転席エアバッグ、トラクションコントロール、集中ドアロックなどの基本的な安全装備は備わっている。