【伝統のピックアップがついに電動化】新型トヨタ「ハイラックス」初のBEVモデルをタイで世界初公開…日本向けディーゼルモデルは26年発売

新型ハイラックス（日本仕様 プロトタイプ）

BEVモデルは航続距離300km超、悪路走破性も強化

新型ハイラックスのBEVモデルは、総電力量59.2kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載する。

前後に高効率なeAxle（電動アクスル）を配置し、4WD駆動方式を採用。システム最高出力は196ps（144kW）を発揮し、NEDCモード基準で航続距離300km以上（開発目標値）を実現している。

バッテリーパックはフレーム幅を最大限活用し、車体床下に搭載する設計とすることで、低重心化と優れた重量バランスを両立。これにより、舗装路からオフロードまで安定した走行性能を発揮する。

さらに、進化した制御システムにより、BEVでありながら従来のハイラックス譲りの高い悪路走破性を維持している。

また、ボディサイズは全長5320mm×全幅1855mm×全高1800mm、ホイールベースは3085mmで、現行型ハイラックス「Z」グレードと比較して全長が20mm短くなっている。