マクラーレン、サーキット専用のP1 GTRを公開

8月16日、マクラーレン P1をベースにサーキット専用モデルに仕立てた、マクラーレンP1 GTRのデザインコンセプトがペブルビーチで公開された。ベース車のマクラーレン P1は、3.8L V型8気筒ツインターボ＋モーターで最高出力916psを発生するハイブリッドスーパーカー。マクラーレンのスペシャルモデルに「GTR」のネームが冠されるのは、90年代の名車F1に設定され、95年にル・マン優勝を果たしたF1 GTR以来となる。

マクラーレン P1 GTRは、特別モデルを製造するマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ（MSO）が担当し、空力性能や足回り、パワートレーンなどにサーキット走行に特化した専用チュニーニングが施され、エンジン＋モーターのシステム最高出力も1000psに引き上げられる。19インチの専用レースホイール、F-1風大型ウイング、Aピラーマウントのミラー、ストレートカットされたチタニウム製ツインマフラーなどが見どころだ。

価格は約3億4000万円と伝えられており、購入権はP-1オーナーのみに与えられる。限定375台のP1の出荷が終了する、2015年6月以降に生産が開始される予定。