サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > コラム > 【真相】三菱とホンハイが組む本当のメリット。日本メーカーはアジア企業に蹂躙されてしまうのか?

ここから本文です

【真相】三菱とホンハイが組む本当のメリット。日本メーカーはアジア企業に蹂躙されてしまうのか?

【真相】三菱とホンハイが組む本当のメリット。日本メーカーはアジア企業に蹂躙されてしまうのか?

画像:アフロ

日本メーカーはアジア企業に吸収されてしまうのか

三菱とホンハイの協業が報じられたあと、インターネット上では「日本の自動車メーカーが海外企業に吸収合併される前触れでは」と懸念する声が散見されました。

しかし、前出の業界関係者はそうした見方を否定します。

「現在報じられている内容は、あくまでホンハイの通常の事業の一環であり、三菱の買収へとつながるようなものとは言えません。

通常、自動車メーカーを買収する理由として考えられるのは、工場などの生産設備の獲得です。ただ、ホンハイはすでに多くの工場を有していることから、巨額の費用を投じてまで自動車メーカーを買収するメリットはありません。

買収によって技術を手に入れるというケースも考えられますが、ホンハイは100社以上の日本企業をふくむ約2600社の企業が参加するコンソーシアムを主導しており、参加企業のノウハウを活かしたBEV開発を行っています。

そう考えると、やはり自動車メーカーを買収するメリットは薄いと考えられます。

一方、ホンハイのようなEMSと協業した自動車開発という取り組み自体は、低コストで新型モデルを続々と市場投入するための手段として、日系自動車メーカーの間でも今後増えていくことが予想されます。

しかし、これはあくまでも時代に合わせた変化であって、日本の自動車メーカーが海外企業に食いつぶされるという話ではありません」

100年に一度の変革期を迎えていると言われている自動車業界では、開発や生産の仕組みも大きく変化していくということなのかもしれません。

(終わり)

◎あわせて読みたい:
>>BYDが日本に「軽EV投入」を発表。独自の“ガラパゴス市場”に中国メーカーはどう攻め込むのか?

(写真:アフロ)

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

  • 2025/5/09 08:16

    違反報告

    日本人が気にしているのは、家電メーカーの三洋電機やシャープのように中国や台湾に自動車メーカーも、そのにの前にならないかという不安がつきまとう。
    鴻海はシャープが明日痔になったときに手助けをしたとも受け取れる。
    三洋電機の場合は中国メーカーに吸収合併されたという印象が強い。
    東芝のAV事業は中国企業に売り渡され、東芝ブランドを使用している。
    パナソニックのAV時宜用も怪しい雰囲気で、ブルーレイ事業が傾き、生産中止に追いやられた。
    時代の流れは、中国に分があり、予断を許さない状況だ。
    日本企業では自動車のみが聖域だが、それさえも脅かされている。
    トヨタのみが生き残るのだろうか。
  • 2025/5/09 13:09

    違反報告

    日本企業は将来、中国系企業の傘下に収まるでしょう。サンヨー、シャープ、ソニーPC,東芝、パイオニア、本間ゴルフ・・・・・など全て中国系企業に買収されています。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

あわせて読みたい

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン