6輪レイアウトの「LS コンセプト」とSUVスタイルの「LS クーペコンセプト」。二つの提案から探る次期「LS」の方向性

レクサス LSクーペコンセプト「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

先進的なインテリアとEV化を示唆するレイアウト

LS クーペコンセプトのインテリアは、大型ディスプレイを中心とした構成が特徴です。ワイドなデジタルスクリーンを2層に重ねた運転席側のインストルメントクラスターに加えて、助手席側にも大サイズのディスプレイを設置しています。後席には前席背面に縦型タッチスクリーンを備え、乗員が各自で情報にアクセスしやすいレイアウトとなっています。

パワートレーンの詳細は明らかにされていませんが、表示機能や各部の仕様から電気自動車となる可能性があります。

車内の物理スイッチは最小限。4人乗りのレイアウト、大型パノラマガラスルーフ、豊富なエアベントなど、快適性を重視した要素も多く取り入れられています。

フロント両端の角張ったライトは、LSコンセプトとも共通する次世代のブランドアイデンティティーとみられ、今後のモデルへの展開が期待されます。