各メーカーの“協業”、成果と課題【後編】
掲載 更新 carview! 文:すぎもと たかよし/写真:菊池貴之、トヨタ自動車、マツダ、本田技研工業
掲載 更新 carview! 文:すぎもと たかよし/写真:菊池貴之、トヨタ自動車、マツダ、本田技研工業
さて、車両の共同開発に次ぐ協業にシャシーやエンジンなど主要パーツの共用がある。
6月にデビューした新型スカイライン200GT-tは、「スカG」の復活として歴代モデルを展示した発表会を行い、それを受けた新聞や雑誌では復古調の記事が目立っていた。ただ、一方で日産やスカイラインファンには「なぜダイムラーのエンジン?」という声も聞かれるという。もちろん、エンジンの共用には巨額な開発費の圧縮という明快な目的があるが、ユーザーにとっては、それを上回る強い説得力なり納得感が必要ということだ。
日産は、今後メルセデス・ベンツ車のシャシーをインフィニティブランドと共用する計画を持つとしているが、これも話としては同じだ。シャシーの共用は大きなコスト削減につながるが、必ずしも高級ブランドとの共用が高い期待に直結するとは限らない。むしろ、コスト面の話題が先行することで、オリジナリティを損なう結果にもなりかねない。
そこで必要なのはやはり説得力と納得感だ。なぜインフィニティがメルセデスのシャシーを使うのか、それによってクルマ自体にどんな魅力が生まれるのか、ユーザーにはどんなメリットがあるのか? そのあたりのハンドリングが非常に重要なポイントになる筈である。
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