「都市型ドライバー」が雪道で感じたフォレスターとクロストレックの違いとは?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部 24
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そして有名な酸ヶ湯温泉付近にて、フォレスター X-BREAKからクロストレック Limited(AWD)に乗り換える。こちらが履いていたスタッドレスタイヤはブリヂストンの「BLIZZAK DM-V3」だった。
フォレスターで走ったのと同様の雪道を行くわけだが、その道中に関して特筆すべきことは何もない。「特筆すべきことは何もない」というのはもちろん良い意味で、だ。
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ボディサイズと重量の違い、あるいは履いているスタッドレスタイヤの違いというのはあるわけだが、フォレスターと同じアクティブトルクスプリットAWDを採用し、同じe-BOXERのパワーユニットを搭載するクロストレック Limited(AWD)の雪上における走行フィールは、先ほどとおおむね同様である。
つまり雪道に慣れ親しんでいるとは言い難い都市型ドライバーでも、急が付く操作をしない限りは鼻歌まじりで走ることができ、なおかつフォレスターとおおむね同様のドライビングプレジャー(スバル流に言うなら安心と愉しさ)も堪能できる――ということだ。
両者の違いは「クロストレックのほうが明らかに軽快感が強い」ということだろうか。車両価格が違うゆえに内装のクオリティはフォレスターよりも劣るが、「ひらりひらりと軽快に走りたい」という人にはクロストレックのほうが向いているだろう。
逆にフォレスターは、クロストレックと比べた場合には「……高級車か?」と思えてしまうほどの重厚で好ましいフィールがあるため、そちら方面を重視したい人にはフォレスターが向いている。
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クロストレックの場合、上級グレードであるLimitedではなくベーシックな「Touring」であれば、AWD車であっても200万円台で購入可能。SUVに求めるボディサイズは人それぞれだろうが、このサイズ感でも問題なく、なおかつコストパフォーマンスを重視したいのであれば、最新の安全装備や快適装備が満載されたスバル クロストレックは間違いなくお買い得な選択肢だ。
一方のフォレスターは、ここまで述べてきたとおりの「本格感」と「上質感」あるいは「重厚感」が魅力となる一台であり、なおかつ同セグメントのなかではお買い得なプライスである点も大いに魅力的。……そしてこれは断言できない不確定情報ではあるが、モデル末期ということで、2月から3月にかけての決算期には、各販売店において大型値引きが飛び出す可能性もある。
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さらに――これも現時点ではなんとも言えない話だが――もしも次期型フォレスターにストロングハイブリッドが搭載されるなら、その車両価格は当然ながら現在のものより高額となることは間違いない。
そういった意味でモデル末期の熟成フォレスターは、意外なことに「今が買い時」と言えるかもしれない。少なくとも買って間違いのない、かなり素晴らしいSUVである。
<おわり>
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