トヨタ、HV戦略に続く一手は?9月のマーケット
掲載 更新 carview!
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今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した9月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車、軽乗用車を含め、国内で販売された乗用車全体では41万3972台で、前年同月比104.2%と2カ月連続で前年を上回った。特に3ナンバーの普通乗用車は13万7451台で前年同月比114.2%と2ケタの伸びとなり、これで3カ月連続のプラス。5ナンバーの小型乗用車も15万6778台で、同105.1%と2カ月連続のプラスだが、伸び率では3ナンバー車のほうが上回っている。もちろんこれは、3ナンバーの「トヨタ プリウス」が前年同月比441.5%となる3万1758台も売れたことが主な要因だが、ここへきて、「トヨタ エスティマ」や「日産 セレナハイウェイスター(3ナンバー登録車)」といった3ナンバークラスのミニバンが復調しているのも見逃せない。
輸入車と軽乗用車を除く3/5ナンバーの国産乗用車は27万4335台で、前年同月比111.2%(日産デュアリス輸入分含む)と3カ月連続のプラス。一方、軽乗用車が11万9743台で、前年同月比93.7%、海外メーカー製輸入車(乗用車のみ)も1万9220台で、前年同月比86.7%と依然として前年割れ(軽乗用車は10カ月連続、海外メーカー製輸入車は17カ月連続)が続いているが、その落ち込み分を国産乗用車がカバーしている状況だ。とはいえ、エコカー減税や新車補助金制度が国産乗用車に対して有利な一面があるだけに、来年以降、これがどう影響するのか注視したいところだ。
月間ランキングでは、プリウス、「ホンダ フィット」、「トヨタ ヴィッツ」のトップ3に変動はないが、「トヨタ カローラ(アクシオ、フィールダー、ルミオンの合計)」が15位とトップ10圏外に脱落。代わりに「日産 ノート」、「キューブ」が前月の11位、14位からトップ10入りしている。
前月、日本メーカー製輸入車を含めた全体で前年を上回った輸入車は、海外メーカー製が伸び悩んだことで9月は1万9914台、前年同月比87.4%にとどまった。海外メーカーブランド別乗用車ランキングでは、VW(フォルクスワーゲン)が12カ月連続トップになったのをはじめ、メルセデス・ベンツ、BMW(ミニを除く)、アウディ、ミニのトップ5に変動なし。ただしVW、アウディ、ミニは前年を上回ったが、メルセデス・ベンツ、BMWは前年同月比78.7%、74.4%と厳しい状況が続いている。
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