TNGAボディで驚きの走りを得たカローラツーリングの懸念点は静粛性かもしれない
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:編集部 193
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気になったのは、一般道でも高速道路でもザー、シャーというロードノイズが車内にこもること。路面が荒れていれば高まり、トンネルでは反響音も侵入。前後席間の会話は声を張り上げ気味となり、純正オーディオも静止状態は悪くないのに、走行中は音量を上げないと細かな音が聴こえません。試乗車が履く17インチ45扁平タイヤが原因なのかもしれませんが、高速道路なども試乗して確認したいところです。
ドライバーアシスト系では、ACCやレーンキープ機能に安定感を感じました。曲率の高いカーブには追従しませんが、カーブでのハンドルの切り方、加減速や車間が自然で、80km/h前後では直進安定性の高さも印象的です。トヨタセーフティセンスに限らず、この手の先進デバイスは新しいほうが制御がこなれている印象が強いようです。
というわけでカローラツーリング、圧巻ともいえる骨太な走りや、日本の街中で使いやすいサイズ感に加えて、試乗したハイブリッドモデルは動力性能やWLTCモード並みの実燃費も印象に残りました。あとは静粛性のアップデートを期待、というのが編集の結論です。
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