ブリヂストンの新スポーツタイヤ、ポテンザS007Aは走りに加え快適性にもこだわった
2018/07/16 11:00 carview! 文:竹町 昭男/写真:ブリヂストン
2018/07/16 11:00 carview! 文:竹町 昭男/写真:ブリヂストン
一般道と高速道路でも新型に試乗した。レクサスIS、メルセデスEクラス、アウディA4、トヨタ86、各車ともマッチングは良好で、快適に走れる。最も良かったのがレクサスIS。レクサスはステアリング中立付近がとても精巧に作られている。S007Aとの組み合わせは、センターフィールがいっそうはっきりし、微少舵角からきちっと反応して気持ちがいい。誤解しないでほしい点だが、直進性は良い。しっかり直進して、操舵すれば微少舵角にも遅れなくリニアに反応する。この様子はハンドリングのお手本を見せられているようだ。他車でもS007Aの初期応答のよさを感じるが、とくにレクサスとの組み合わせは印象的。レクサスのユーザーには、ぜひ試してほしいタイヤといえる。
サイドと接地面の剛性を引き上げたため、乗り心地は固めだが、ダンピングが良好で、パッセンジャーから不満が出るようなショックはうまくいなしてくれる。荒れた路面のロードノイズはわずかに聞こえるが、静粛性を含め、コンフォート性にもこだわったというメーカー側の主張に違和感はない。
ポテンザの中ではレグノ寄り、といえばポジションを把握しやすいかもしれない。ただし、走りの良いレグノではない。高速ハンドリングコースを限界域で走らせても、摩耗は少なく摩耗肌は綺麗だった。接地面の剛性が十分に高いからだ。つまりサーキット走行も数回程度ならこなせる実力の持ち主。そういう意味では、明らかにポテンザの一員である。レグノでは走りが物足りないが、快適性もほしい、といったニーズの場合、S007Aはベストチョイスになるだろう。
いざニュルへ…BMW M2クーペ 次期型、最新プロトタイプを激写!
モトGP2020プレイバック〈スズキGSX-RR|シーズン戦績まとめ〉
シトロエンのフラッグシップ・クロスオーバー「C5 X」世界初公開! PHEVも用意
決して失敗作ではなかった! 911ファンから酷評されてもポルシェがFRを導入したワケ
日産、体温体調管理システムの使用を無償許諾
トヨタの新型EV、ティザーイメージ…上海モーターショー2021で実車発表の予定
もしかして新型? 撤去された東名高速の自動速度取締機、LHシステムが、なぜか上りだけ復活!
「存在感の希薄さと遭遇率の低さはピカイチ!」フォード版ファミリアS-ワゴン『レーザーリデアワゴンGL-X』に乗った!【ManiaxCars】
0024ワークスZ900RS(カワサキZ900RS)ワイヤスポークホイールを履きこなすロードスター【Heritage&Legends】
新型CRF250L/RALLY用ラジエターガード登場、林道ツーリングへ行く前に備えて安心
ベッテル先輩にはたくさん勉強させてもらいました……ルクレール「細かいコトの重要さ知った」
「高い方のオイルにします?」 ディーラーで勧められる「上のクラス」のエンジンオイルを入れる意味はあるのか
スズキ ソリオ Gグレード以外がおすすめ。シートアレンジならトヨタ ルーミーだが、走りの質感は圧勝
約1億3000万円の「日産 GT-R 50 by イタルデザイン」の量産試作車に乗った。スーパースポーツの仲間入りは果たせたか?
新型GR 86とBRZ日本仕様が初公開される。2.4Lエンジンにインナーフレームボディ、アイサイトなど話題が満載
日本発表直前の「e-tron GT」に一足先に試乗した。アウディの考える電気自動車スポーツカーの出来栄えとは?
市販車による世界初の“レベル3自動運転”を実現したホンダ レジェンドで首都高を走るとどうなる?
ダイハツ「ムーヴ」 特別仕様車のリミテッドIIが好バランスだがそろそろ新型の噂も
ライバルはゴルフGTI。新たなスポーツグレード「128ti」はBMWのスポーツ精神がフィルターなしに味わえる
新型BMW M3&M4は最後の純エンジンモデルらしい完成度。10段階のDSCや意外な快適性にも注目
スバル レヴォーグ ハズれのグレードはないが約40万円高のアイサイトXは絶対に付けたほうがいい