【ほぼ魔法の絨毯】乗り心地良好の「レヴォーグ レイバック」 気になるのは燃費とデザイン
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU、編集部 60
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU、編集部 60
ということで、魔法のじゅうたんあるいはベントレーのように(?)乗り心地が良く、1.8Lターボエンジンのパワー感も十分で、CVTにもCVTっぽさはあまりなく、そして400万円を切る車両価格であるにもかかわらず「ハーマンカードンサウンドシステム」も「アイサイトX」も標準装備となるレヴォーグ レイバック リミテッド EXは、ただただひたすらお買い得で素晴らしいクロスオーバーSUVなので、みなさんぜひ買いましょう!
……という感じで原稿を締めたい気持ちはあるのだが、そうもいかない事情はある。ひとつは「燃費」だ。
レヴォーグ レイバックのライバルと目されるSUVのWLTCモード燃費は、例えばトヨタ「ハリアー」のハイブリッド車(4WD)は21.6km/Lであり、ホンダ「ZR-V e:HEV 4WD」は21.5km/L。
それに対してレヴォーグ レイバックは13.6km/L。いささかというか「かなり見劣りする」と言って差し支えない数値だ。これと同じエンジンを積んでいるレヴォーグに乗っていた経験から言うと、実燃費は(東京都内在住の場合)10~12km/Lぐらいになるだろうか。
そして――これはもちろん人それぞれの主観に基づく話でしかないが、少なくとも筆者は、レイバックのエクステリアデザインは野暮ったいと感じる。
スバルはこの車を「スバル車特有の“土の匂い”が少ない都会派クロスオーバーSUV」にしたかったそうだが、個人的にはむしろ土の匂いを突き詰めて強調したほうが、近年の都市部住人には逆に刺さる一台になったのではないかと思う。
とはいえ、以上2つの欠点(?)を補って余りあるほどの魅力がレヴォーグ レイバックにはあると、筆者は判断している。しかし「あなた」がどう判断するかはわからない。
こればっかりはご自身で試乗し、ご自身の価値観や美意識、あるいはおサイフの状況などに基づいて判断するしかないのだ。
だがひとつだけ確実に言えるのは、「この変態的なまでに良好な乗り心地は、一度でいいからぜひ体感してみてほしい!」ということだ。
>>スバル レヴォーグ レイバックの内外装をフォトギャラリーでチェック
(おわり)
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>>「アウトバックはそうなっちゃうの?」日本は売らない新型がワゴンを捨てベタなSUVになる説は本当か
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