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BMW X4試乗。フットワークの28iか、直6の35iか…

スポーティーなフォルムを大胆に追求

X4の全長と全幅はX3とほぼ同じ。大きく異なるのは50mm低めた全高だ。X3はドライバーの頭上付近で頂点を迎えたルーフラインをそのまま後方へと直線的に引っ張り、リアエンドでストンと落としている。それに対し、X4のルーフラインは緩やかな弧を描きながらリヤエンドへと滑らかにつながっていく。真横から撮った写真でボディの下半分を隠してみれば、まるでクーペのようなたたずまいであることに気付くはずだ。

上半身と下半身で分けた場合、上半身が小さくなればなるほど低重心でスポーティーに見えるのはカーデザインの基本。いまやマーケットには多くのSUVがあるけれど、スポーティーなフォルムをこれほど大胆に追求しているのは兄貴分のX6とこのX4だけ。ポルシェ・マカンもレンジローバー・イヴォークもかなわない。X6は累計25万台という素晴らしい販売成績をひっさげ間もなく新型へと切り替わる。X6よりも手頃なサイズと価格をもつX4がヒット作となる確率はかなり高いとみていい。

ただし、気になる点もある。X6と比べると下半身のドッシリ感が控えめな点だ。とくにリアフェンダー周りの造形に物足りなさがある。フェンダー上部に深いエグりを入れて立体感を強調しているものの、X6のような「ドーン!」とした張り出し感はない。初期のデザインスケッチから想像するに、デザイナーとしてはサイドウィンドウをもっと内側に倒してキャビンの台形絞りを強めたかったはずだ。しかし、キャビンスペースを考慮し現在の造形に落ち着いたのだろう。僕としては、室内は狭くなってもいいからもっと大胆なデザインを採用して欲しかったと感じる。

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